関西地方は「梅雨」ですが、この日は晴れたので原付二種2台(モンキー125とZ125PRO)で日帰りツーリングに出かけました。
目的地に設定したのは「道の駅こんぜの里りっとう」という少し昔に建てられた道の駅です。
道の駅こんぜの里りっとう日帰りツーリングコース by GoogleMap
このブログは2021年6月20日に走った記録です。
約132kmの下道コースです。
自宅から島ヶ原まで国道163号線で東へ
いつものファミリーマートからスタートしました。梅雨時期ですが、カラッと晴れましたので車もバイクも多そうです。気温は28℃くらい。この時期にとしては熱い日です。
まずはJR加茂駅へ向かって走ります。加茂駅の手前の踏切を渡ります。
JR加茂駅の前を直進し、恭仁大橋で木津川を渡り「海住山寺口」の交差点で右折します。Googleマップでは[A]から[E]に向かっています。
ちなみに、止まった時は、こんな風に写真を撮っています。
国道163号線を東へ向かって進みます。笠置のキャンプ場を右手に見て直進。Googleマップでは[E]から[B]へ向かっています。
木津川に沿って快走します。昨日は雨が降っていたので、川の水が増えています。
163号線を東へ向けて快走していますが、今日は車とバイクが多い印象です。
道の駅みなみやましろ村を通過して、伊賀へ入ります。
このあたりでもバイクがたくさん走ってました。マスツーリングの人たちも多いですし、カブが3台くらい集まって走ってました。山を越えて島ヶ原へ入ります。少し走ると島ヶ原のファミリーマートで休憩します。
島ヶ原のファミリーマート[B]でも、今日はバイクが多かったです。梅雨の晴れ間なので、みなさん走っておられるようです。
伊賀市をかすめて国道422号線で信楽へ
島ヶ原のファミリーマートで休憩したので、一旦、伊賀市へ向けて進みます。国道163号線を東へ向かって進み、次は国道422号線を目指します。ここからはGoogleマップの[B]から[C]へ進むルートです。
標識に従って、交差点を左折して直進します。左手に「EXEDY」という、クラッチを作っている会社の工場があります。直進すると、下のような標識が出てきます。422号線なので右折しましょう。
すると、「422信楽方面」という白い立て看板が左手に出てきます。今回は新しい国道422号線を走りますので、看板の誘導どおり直進します。この白い看板のところを左折すると、旧道の422号線へ入れます。細い峠道が好きな方は、左折した方が楽しめます。
直進して新しい国道422号線を進むと、かなり整備された道になります。
快晴なので、空もかなり青く見えます。
快走区間です。たまに横道から車やバイクが出てきますので注意しましょう。
三重県の伊賀市から、滋賀県の甲賀市へ入りました。
モンキー125も快走しています。
農家さんのお家でしょうか?かなり大きくて立派な住居です。
民家と反対側は「ほぼ」山ばかりです。
国道422号線を進むと、立石橋の交差点が出てきます。この交差点を右折して信楽方面へ向かい、今回の目的地「道の駅こんぜの里りっとう」を目指します(Googleマップの[C]です)。
信楽から県道12号線で道の駅こんぜの里りっとう
立石橋の交差点を右折し、国道307号線へ入ります。
信楽駅方面へ進むと「陶芸の森」の看板が出てきます。ここがポイントです。陶芸の森へ入る少し手前に左折できる道があります。この道を左折すると、道の駅へ迷わず進める県道12号線に入れます。
県道12号線へ入る車の大半は「ミズホミュージアム」か「三筋の滝」へ向かっています。
右に左に曲がっている道を登っていきます。
前を走るバスは「ミズホミュージアム」へ向かっています。
くたびれた感じのガードレールもあります。無いよりマシです。安心感が違います。
下り区間になると、郊外の県道の雰囲気が強くなります。それでも対向とすれ違いできますので整備されている方だと言えます。
山が身近にあります。どこを見えても緑でいっぱいです。都会の方には立ち止まって森林浴を楽しんでもらいたい区間です。
昨日、一昨日と雨が降っていましたので、山から水が出てきて川になっています。
こういう箇所が断続的に出てきます。川を慎重に進みながらミズホミュージアムの前を通過していきます。
田代川に沿って走ります。ここまでよりも、山深い景色になってきます。
目前に新名神の高架が見えてきました。近江大鳥橋です。
少し進むと、県道12号線と県道16号線の交差点が出てきます。
今回は直進します。交差点の手前からは、こんな風に見えます。
交差点を直進すると、すぐに上り坂になります。125ccの場合は、少しアクセルを開け気味で進みましょう。
結構狭く感じる道です。坂を上っていきます。このあたり気温が16℃くらいに下がっています。暑さから逃げられる区間(避暑地)です。
坂を上り切って下りになると、目の前に「道の駅こんぜの里りっとう」が出てきます。下りカーブの深い場所にありますので、対向車に注意しながら入るようにしましょう[C]。
ここで少し休憩。今日は道の駅の駐車場は満車でした。アウトドアで遊べるスペースがあるのでファミリーに人気があるのかもしれません。バイクが止められないので、隅の方に止めて撮影。
「こんぜ めぐりちゃんバス」というものがあるようです。どこから、どこへ走っているんでしょう。
近くに名所などはあまりなかった気がするのですが、町おこしが行われているのでしょうか。
帰りは県道16号線と国道307号線で快走ルート
道の駅で休憩したので、県道12号線で来た道を戻ります。しばらく戻ると、先ほどの交差点が出てきますので、左折して県道16号線に入ります。
県道16号線は、比較的新しい道のなので広くて走りやすくなっています。大型バイクでも快走できる区間です。
県道16号線を直進すると「牧」の交差点に到着しますので、ここを右折して国道307号線で帰りルートに入ります。
大戸川を左手に見ながら快走します。
大戸川も、雨の影響で水かさが増えています。
国道307号線も車が多いです。普段よりも快走しづらい状態です。
車間距離を保ちながら国道307号線を進むと、道沿いに大きなタヌキが立っています。
タヌキの焼き物を見ながら進むと「中野」の交差点が出てきます。この交差点のところに「セブン・イレブン信楽町中野店」があるのですが、最近ここに止まって休憩しているバイクが増えています。駐車場が広いので入りやすいのかもしれません。
セブン・イレブンを見ながら307号線を直進すると、京都の和束町へ抜ける府道5号線の標識が出てきます。今日は、ここから帰りたいと思います。
最後は府道5号線で和束を抜けて森林浴コース
府道5号線へ入ると、一気に田舎道に変わります。
1.5車線になったり、2車線になったりします。
左手に川と公園があります。秋は山菜採りの人がいるので注意しましょう。
モンキー125とZ125PROでも快走できます。パワーが無くても楽しめる区間です。ぜひ125ccの方に、ゆっくりと景色を見ながら走ってほしいです。
湯船という地区に入ると、道の両側に「ミツマタ」が植えられています。三重の秘境「美杉村」のように、「ミツマタ群生地」にしようとされているようです。
三重の秘境「美杉村」のミツマタ群生地ツーリングコースはこちらからご覧ください。
あちこちに植えられています。3年後くらいに「ミツマタ群生地」として名所になっているかもしれません。
今後のお手入れが楽しみです。
和束町の山の中を走っていますが、この日は天気が急変する様子もありません。快晴です。
茶畑を間近に見ながら走れます。
山深いです。この辺りから後方に2台のバイクがやってきました。1台はFZ750、もう1台はたぶんCBR。走りなれておられるようで、無理な追い越しもなく、安全マージンで後ろにつかれました。
府道5号線は、基本的に快走路ですが、集落がありますので生活道を兼ねています。買い物の車や農作業の車が走りますので地元車優先で走りましょう。地元の車もわかっているので、安全な場所で先に行かせてくれることが多いです。
集落の間を走ると、白い橋が出てきますので渡ります。
橋を渡ると、また集落があります。
集落が無くなると、狭い道が出てきます。
対向車も来ますのでスピードは抑え気味で走りましょう。コーナーミラーはありますが、ブラインドカーブであることは変わりません。
二車線になっていますが、対向がカーブで飛び出してくることがあります。ブランドなので要注意です。
峠道を越えると和束の大きな集落へ到着します。
和束の集落を抜けるとき、後方の2台のバイクに道を譲って先に行ってもらいました。2台と同じ帰り道だったようで国道163号線へ合流し右折して西へ向かいます。
その後も同じルートでJR加茂駅前を通り、住宅街の方の広い道を選ぶのも同じルート。
しばらく進むと、2台は別の道へ入って行かれてました。私たちはいつもの帰り道「府道44号線」の上り坂を走っていきます。
新しい国道163号線の急な坂を上っていきます。
大変見晴らしの良いポイントです。ここから急な下り坂です。しかし、この坂、もう少し何とかできなかったのかなと思います。中学生が自転車で通学していますが、帰宅時はかなりヘトヘトになって自転車を漕いで登っています。半数くらいは諦めて押してますが・・・。
急な坂を下って、出発したファミリーマートを通過して帰宅しました。
約132kmの日帰りツーリングコースになりました。原付二種にとっては丁度良いくらいの下道だけの日帰りツーリングコースだと思います。
関西の中でも京都府南部や大阪東部、三重西部、奈良北部、滋賀南部の方なら、特に大きな装備も持つことなく「ふら~」と日帰りできるコースですので、気分転換に散歩がてら走ってみていただきたいと思います。