そろそろ近畿地方も梅雨入りという時期(山城地方は田植えが終わってます)。本格的な梅雨入り前の晴れた日に「あじさい」が満開になっているお寺へ訪問してきました。

ちなみに訪問した日(2024年6月19日の京都府南部の気温は32℃。梅雨を通り越して、いきなり真夏日です。

名張市西田原「弥勒寺」の場所

ローカルなお寺としては、わかりやすい場所にあります。Google口コミの一部では、「わかりにくい」というご意見もありますが、おかしなルートから入らない限り「わかりやすい」場所です。

もし迷いそうになったら、Googleマップの[C]近くにある「トラットリア・パストラーレ」というピザとパスタのお店を目印すると位置関係がわかります。

紫陽花のお寺「弥勒寺」へのコース

まずは、Googleマップ[A]メガドンキからスタート。

絶対にわかるランドマーク

ドンキから国道422号線へ向かいます。国道422号線に出たら交差点を右折し、Googleマップ[B]へ向かいます。

暑いのでさっそく夏グローブ
左手の看板に注目
ローカル石材店の看板に名取裕子さんが登場

方向が合っているのか確認するのにホテルサンルートが目印になります。

大変わかりやすい目印

ホテルサンルートを通過してしばらく走るとGoogleマップ[B]の交差点に到着します。交差点左手に「小野田農園」があります。この交差点を左折すると、田園風景が広がります。

田園風景が広がる

近鉄の高架を抜けて直進すると、こんな景色が出てきます。右手の白い建物はガソリンスタンドです。

ガソリン若干高め

この交差点を直進します。

前方に「あっ!」と書かれた看板があります

直進すると、ピザとパスタのお店「トラットリア・パストラーレ」が右手に見えます。お洒落な店舗なので見逃すことはたぶんない。

バイクでは入りずらいかも

お洒落なお店を越えたあたりからスピードを少し落としてください。こういうゆるい左カーブを抜けて少しだけ走ると

このカーブくらいから右折の心準備

右手に川を渡る橋が見えます。右折してこの橋を渡ります。

矢印のように入って渡る

橋を渡るとこんな景色になります。

農道です

田んぼの真ん中を走ります。

暖かくなったらヘビの横断など注意

この道の先のT字路左に「弥勒寺」への看板があります。看板が見えたら、T字路を右折します。

白丸部分に小さく看板あり

右折すると生活道に入ります。

歩行者に注意

道なりにゆっくりと進みます。すると左手に公民館が出てきますので、公民館前で一旦停止。

よい目印です

公民館の隣には「春日神社」の石碑もあります。

公園もあります

左折して公民館と石碑の間の1車線くらいの道(上の白い矢印)がありますので、対向に注意して入って行きます。正面に見えるのが「弥勒寺」です(Googleマップ[D])。

山の手前にお寺があります

訪問するときの注意事項

駐車スペースですが、乗用車が横に並ぶと5~6台は停められるくらいの広さがあります。そのためバイクですと「広さ」という部分では問題なく停められるのですが、、、

注意してほしいのが「急な坂」になっていること。バイクですと、ちょっと傾くとコケてしまう可能性があります。そして、一度コケると坂になっているので起こしづらい。最悪、クルクルと回って傷だらけになります。

見た目よりも下り坂です

そのため、以下の3つの点を意識して停車してください。

  • 停車時は必ずギアを1速に入れて勝手に動かないようにする
  • できるだけ平坦な場所を見つけて停車する
  • 確実に止まったことを確認するまで気を抜かない(サイドが外れると転倒します、ちょっとでも意識していない方向へ傾くと耐えられません)

今回訪問したとき、駐車スペースが満車だったので、上の3つのポイントを意識して安全な場所へ停めました。

ここに停めて良いのは不明

空いているときは、鳥居前の砂利部分が比較的水平で安定していますのでおすすめ。

この場所が安全

紫陽花がいっぱいな「弥勒寺」訪問

西国霊場のひとつでもあります

正面に向かって左側のスロープから入っていきます。

普段は車止めが設置されています

スロープを上がったところに、紫陽花を使った涼しげな手水鉢がありました。

京都の夏の生菓子にありそう

左手奥に「あじさい園」があります。

紫陽花園

あじさいをご覧になりたい方はスロープを上がった正面に受付がありますので、ここで入園料(維持管理費用)をお支払いください。

入園料200円(2024年6月現在)

入園料(維持管理費用)と言いましても、お一人200円です。もし、この200円が「もったいない」「払いたくない」「タダで見せろ」「高すぎ」という方は、そもそも生活する上で何の役にも立たないオートバイなんて乗ってはいけません。すぐにバイク引き取りセンターへ電話して価値が下がる前に現金化しましょう。そのほうが精神性衛生上、快適に過ごせると思います。カメラ、クルマ、ハイキングなどを愛好している人も同じです。

入園料をお支払いしたら、山側へ進みます。すると、一面に紫陽花が咲いております。

手入れされています
ロングブーツは歩きにづらいかも
大振りな紫陽花
小ぶりな紫陽花
近くで鑑賞できます

一口に「あじさい」と言っても、フラワーショップで売っているような紫陽花もあれば、山に咲いているような紫陽花もあります。形も色も様々。

鉢植えの「シュッ」とした紫陽花
こちらも鉢植え
蜂が集まっております
大輪で重そう
鮮やかです
紫陽花の小路

紫陽花を見て回るときですが、真横を蜂が飛んでいくことがあります。びっくりしますが、そのままそっとしておくと勝手に離れていきます。ヘタに手をバタバタ降ると、蜂にとっては「敵がいる」と勘違いして攻撃モードに入ってしまうこともありますので冷静に対応してあげてください。蜂に悪意はありません。この時期に必要な仕事のルーティーンをこなしているだけです。

山の近くまで紫陽花が咲いてます
蜂とモンシロ蝶が集ってました
この周辺もモンシロチョウがウロウロしてました
こういう陰になっているところは蚊に注意

そして紫陽花園から振り返ると、名張市が一望できます。かなり見晴らしが良い場所です。

名張市を展望できます

また、今回のように天気が良いと、青山高原の風車群も見えます。

青山高原の風車群
風車群を拡大

お寺の隣には「春日神社」

一の鳥居

京都や奈良、三重に多いのですが、お寺と神社が同じ敷地にあるケースです。

9+5+3=17柱

灯籠や狛犬様が新しくなっているようです。手前が「新しい狛犬」で、奥が「昔からあった狛犬」のようです。

春日神社を正面から見たところ

それでは、新しい狛犬様から。

1ドル158円30銭キープ中だよ
9兆円の介入も簡単に戻してきたね

昔からある(と思われる)狛犬様。

円安すぎる~助けて~(中小企業の声)
為替の変動を注視します(財務省の偉い人の声)

拝殿にて参拝しました。

ものすごく、当たり障りのない拝殿
神様よりも仏様の存在を感じる場所

拝殿の奥ですが、黒い牛がこちらをチラ見してます。最初はわからないのですが、お参り中に「何となく視線を感じるなぁ」と思ったら、たぶんこれです。

拝殿の奥に鎮座してチラ見中の黒い牛さん
牛さんを拡大

境内には大黒様もいらっしゃいました(サンタクロースかも)。

正面から
横から

さいごに

弥勒寺ですが、4~5年前にテレビで取り上げられたようです(HPに書いてありました)。全然知りませんでした。

弥勒寺さんの公式ホームページ

おそらく放映の後は人が殺到したことでしょう。でも、テレビの効果ってホント長続きしませんので、今は静かに落ち着きを取り戻していました。そのため、訪問してもリラックスして過ごせます。

紫陽花が終わっても、仏像見学は通年できるお寺さんなので(拝観料はHPを参照ください)、気持ちを整えたいときのツーリング場所としてもおすすめです。