2021年4月14日~15日、一泊二日の知多半島ツーリングへ行った復路ルートです。復路の目標は「タラピヨ」がいる「めんたいパークとこなめ」を訪問すること。

かんぽの宿知多美浜から三重~滋賀~京都府南部木津川市へ戻る、復路約200kmのコースです。

めんたいパークとこなめ「タラピヨ」訪問コース~復路~ by GoogleMap

このブログは2021年4月15日に走った記録です。

一日目のツーリングは『知多半島「とこにゃん」ツーリング~京都山城から125cc下道コース往路編』でご覧いただけます。

かんぽの宿 知多美浜~かねふく「めんたいパークとこなめ」へのルート

朝の伊勢湾の様子は、こんな風に穏やかでした。

波も穏やかです

昨日の強風が嘘のように穏やかで、綺麗な青空が出ています。右横に大きな船が入港してきていました。

右端に白い船が見えます

少し拡大して撮影。

う~ん、デカイ

もう少し拡大して撮影してみました。漁船との大きさの違いが・・・かなりの大型船です。

かなり大きい・・・手前の漁船も大きい部類なんですが・・・

別の方角も見てみました。晴れ渡っています。

少し北側の空
視点を高くして見ると、右側に観覧車が見えます

1Fで愛嬌を振りまいている、かんぽの宿キャラクター「ゆのぽん」も朝日を全身に浴びていました。

「ゆのぽん」の紹介はこちらから

くたっとしている「ゆのぽん」

バイキング形式の朝食をいただき、チェックアウトして出発の準備に入ります。Z125PROのサイドバッグですが、今日は晴予報なのでビニール袋はありません。

Z125PROサイドバッグ装着
晴れ仕様

斜め後方から見ると、サイドバッグはこんな風に見えます。プチアドベンチャーっぽいです。

Z125PROサイドバッグ装着はプチアドベンチャー
125ccですが・・・アドベンチャーっぽくなります

Z125PROの出発準備は完了したので、続いてモンキー125も準備をします。

タンクバックもOK!

いざ、「めんたいパークとこなめ」へ向かいます!

「めんたいパークとこなめ」へGO!

出発時間は9時29分です。

Z125PROのメーターには時計が付いているので便利!

上の写真はZ125PROのメーターですが、良く見てください。細かい砂が溜まっています。夜間はバイクカバーを掛けていたのですが、それでも海からの強風でこれだけの砂が上がってきていました。カバーがなかったら・・・二台とも砂まみれだったかも。

かんぽの宿を出発し国道247号線を北上します。しばらく進むと県道274号線に変わります。普通に生活道です。

県道らしい道路状態

道なりに進むと「上野間北」の交差点が出てきます。ここを左折して海側へ進みます。

左折して海を目指してます

海沿いの道へ出ますので、右折して常滑市方面へ向かいます。

海沿いを快走!

良い雰囲気の海沿いの道です。

125ccのトコトコ感に似合う雰囲気です

少し進むと、防波堤に登れる部分がありましたので停車。

階段下に停車

しばらく海を鑑賞。京都府南部出身者にとって海はワクワクする光景です。山はいっぱいありますから「普通」なんですが、海はめずらしいのです。

海を鑑賞中

青い海!青い空!対岸に薄っすら見えているのが三重県です。

伊勢湾を挟んで見える三重県

常滑方面は、こんな感じ。こっち方面には空港もあります。

南国ムードがあります

知多半島の南側です。薄っすら見える山は三重県の山ですね。

太平洋側の景色

海を見て感慨にふけっています。海はやっぱり広いですね。

台風が来たら高潮怖いし裏の山も怖い

海の鑑賞を楽しんだので出発しました。

海沿いを再びスタート

海沿いの道、県道274号線を北へ向かうと、自然に県道72号線へ変わります。

県道72号線は整備されていました

県道72号線に沿って走ると「常滑街道」につながります。

スタンディングなら海が見えます

常滑街道に沿って進みます。おそらくここは県道252号線です。途中、古民家が建ち並んでいました。

外壁に焼き板が使われています

古民家って見た目は良いので人気ですが、実際に住むと手入れが大変です。茅葺屋根の家も観光としては人気がありますが住むと大変。屋根から虫とか落ちてきますんで。田舎暮らししかしたことのない自分としては、今風の家がいいです。ストレス少ない。

県道252号線を進むと常滑市に入ります。「陶磁器会館西」の交差点に出たら左折し、名鉄の常滑駅を右手に見ながら線路を渡ります。そのまま「常滑駅前」~「常滑駅西」の交差点を直進すると「りんくうインター東」の交差点が出てきます。ここを右折すると、復路の目的「めんたいパークとこなめ」に到着します!

めんたいパークとこなめ

めんたいが看板になってる

駐車場へバイクを停めて振り返ると「タラピヨ」が屋根からお出迎えです!

巨大タラピヨ!ランベイジか!?

バイクと自転車用の駐車スペースが用意されています。屋根もあるので、雨でも安心ですし、晴れの日はシートが熱くならないのでうれしいです。

二輪専用駐輪場

この日は到着が10時過ぎだったので、駐輪場はガラガラ。貸し切り状態でした。

ポツンと2台だけ

めんたいパークとこなめ~国道23号線交差点「竜宮町」へのルート

バイクを停めて入口へ進むと、タラピヨが迎えてくれます。

タラピヨが案内してくれます

正面には「タラピヨ」と「タラコン博士」が待っています。

タラピヨ(左)とタラコン博士(右)
タラピヨ(左)とタラコン博士(右)
せっかくなので近づいて撮影

中に入ると「めんたいミュージアム」があります。

めんたいミュージアム
めんたいミュージアム入り口

入ってすぐのところに、足元に映像が見えます。映像の上に立ってみると、魚の映像が立っている部分を感じて近寄ってきます。

泡や魚やタラピヨの映像が足元に表示されます

歩き回ると、足元の映像が変化します。これ、結構楽しいです。そのまま奥へ進むとシアターがあります。スケソウダラの生態や漁の様子がわかります。なかなかマニアックです。

スケソウダラについて学べます

めんたいパークには、パンフレットが用意されていますので、最初にもらっておくと便利です。

表紙と裏表紙
中面
見開き

めんたいミュージアムの次は工場エリアへ進むと、明太子づくりが見られます。製造工程を見学できるので、工場見学が好きな人は楽しめます。工場見学の後は売店エリアへ向かいます。

売店エリアでは、タラコや明太子が並んでいます。また、めんたいパークのキャラクター「タラピヨ」のグッズも販売されていました。奥さんは迷わずタラピヨを購入。

タラピヨのグッズ
タラピヨのグッズ

小一時間楽しんだので、そろそろバイクを出して国道23号線を目指します。

KAWASAKI Z125PRO
準備したZ125PRO

めんたいパークを出て、あえて前日訪問した「とこにゃん」の前の道を通ります。右斜め上から「とこにゃん」が見下ろしています(赤丸部分です)。

見下ろす「とこにゃん」

とこにゃんについての詳しい情報は「一般社団法人とこなめ観光協会」のサイトをご覧ください。

とこにゃんの前を直進し「原松町」の交差点を左折して国道155号線を名古屋方面へ向かいます。

国道155号線を名古屋方面へ

1日目の教訓で、伊勢湾側の道へ近づかないように進みました。それでも2度ほど、よくわからないまま伊勢湾側へ誘導されてしまい大きな工場の入り口へ。やはり迷いました。地元の人でないと難しい下道の作りです。

東海市しあわせ村を通過するときに、大仏を見ながら北へ向かって進み、最後は県道55号線に沿って国道23号線との交差点「竜宮町」へ到着しました。

国道23号線交差点「竜宮町」~喫茶エスポアールへのルート

竜宮町の交差点から国道23号線へ乗ります。ここで125ccは一瞬不安になります。

というのも、国道23号線は「自動車道」のように見えるからです。実際はというと125ccはOKなんですが、交通の雰囲気が「125ccで大丈夫?」と問いかけてきます。

国道23号線を三重県に向かって進みます

赤い橋を渡っていきます。遠くに「長島スパーランド」が見えています。

赤丸が「長島スパーランド」

おそらく「スチールドラゴン2000」が写っています。

拡大写真

スチールドラゴン2000」の詳細は、長島スパーランドのサイトをご覧ください。

23号線を進んで桑名に入りました。とにかくトラックが多いのと、この日は交差点でトラックが故障していたので大渋滞。125ccでも嫌になるくらい混んでました。

国道23号線は工業道路です

故障したトラックを過ぎると、少し流れ出しました。

やっと道が空いてきた!

四日市を抜けて行きます。

工業地帯を抜けて行きます

国道23号線を南に向いて進むと「貝塚町北」の交差点があります。この交差点を左折し県道502号線へ。鈴鹿川を渡ります。

県道502号線へ

遠くに工場地帯が見えます。

鈴鹿川を渡っています

県道502号線を直進し、橋を渡っていくと「北五味塚西」の交差点が出てきますので右折します。すると、雰囲気の良い喫茶店「エスポアール」があります。

エスポアール
昭和の雰囲気が残る貴重な喫茶店

喫茶エスポアール~ファミリーマート 津市忠盛塚前店 へのルート

ここはツーリング計画のときに見つけておいたお店です。

エスポアールの外観

店内は非常に落ち着いた雰囲気です。

良い感じではないですか

最近は、こういう喫茶店が少なくなりました。

木のテーブルです。傷み具合が「おいしさ」を感じさせます。

少し遅めの昼食を取り、ここから帰りのルートを確認。確認と言ってもツーリングマップルRです。スマホの地図やカーナビは難しいので使いません。

ツーリングマップルRで確認。ツーリングは地図でしょう!

お店を出て国道23号線へ戻るというのも考えたのですが、23号線は楽しくないので県道6号線で裏通りから帰ることにしました。県道6号線は交通量も少ないので走りやすいです。この道で鈴鹿まで行けます。

鈴鹿市の標識

鈴鹿まで行ければ、もう一度国道23号線へ戻り「中勢バイパス」を利用します。これが最も速く走れる帰りのルートです。

速く走れますが面白さはありません

中勢バイパスは快走できますが、特に楽しいところはありません。短時間で距離をかせぐために利用しています。

淡々と走ります。

国道163号線への標識が出てくるまで進みます。これが結構長い!

国道163号線へ向かいます。

国道163号線へ入る頃、雲の様子が変わってきました。一時的だと思いますが曇り空になってきました。雨の予感はしないので、コンビニで休憩します。

曇り空の中、休憩

ファミリーマート 津市忠盛塚前店~ファミリーマート 木津川久保店 へのルート

コンビニで休憩後、後は国道163号線を伊賀市方面に向けて進みます。王道の戻り方です。

国道163号線

163号線を進むと、空が明るくなってきました。海が近いかどうかで空模様が変化しています。

山手に入ると明るくなってきました

163号線は、伊賀市街へ入るまでは快走ルートです。信号もほとんどありませんし、車がいても流れていますのでストレスなしで走れます。

川に沿って快走中
Z125PROも快走中

伊賀市に入って交差点で止まった時、前を見ると不思議な光景が。トラックの荷台に、後ろ向きになったトラックが載っています。

正面を向いていたらエアロスミスの「PUMP」だったのに

トラックを積んだトラックの後ろを「道の駅みなみやましろ」の手前まで走りトラックと分かれました。私たちは笠置町へ進みます。

笠置町へ

4月なので午後6時前で日が落ちてきています。和束町へ向かう府道5号線との交差点まで戻ってきました。私たちは直進します。

夕焼け

恭仁大橋で木津川を渡ってJR加茂駅方面へ進みます。夕方になると通勤の車が増えるので、混雑するまでに通過したいところです。

恭仁大橋を通過中

橋を渡ってJR加茂駅を通過し、木津川市へ向かいます。

ツーリング中のバイクって感じのZ125PRO

山が近くにあるので、日暮れが早く感じられます。

山で日が遮られるところは日暮れが早い

家まで2kmくらいまで帰ってきました。

山を越えたので夕日が射して少し明るくなっています

昨日と今日の2日間で約400kmくらい走っていますが、Z125PROのシートは全く痛くないようです。モンキー125のシートも全く痛くありません。排気量が小さいので遠出はキツイ部分もありますが、2台とも快適度は高いバイクです。

ちょっと渋滞に巻き込まれてます

自宅へ到着しました!全行程416kmです。到着時間は午後6時37分なので、9時半くらいに知多半島の宿を出発していますから、9時間くらい走ったことになります。

一泊二日で416km

事故無く怪我無く不具合無く走り切れて良かったです。1日目は天候が気になりましたが、進むほどに天気も回復してくれたので、気持ちのいいツーリングになりました。次に知多半島へ行くときは、道に迷わないようにして半島の先端まで行きたいと思います。