125ccで楽しめる関西日帰りツーリングコースです。ポイントは1府2県(京都~三重~滋賀)を巡りつつ、走りやすい広域農道や初心者の方も楽しめる峠道。125ccならチャレンジしやすい舗装林道を「ちょっとずつ」楽しめるコースです。
125ccツーリング関西~伊賀~湖南~和束日帰りコース by GoogleMap
このブログは2021年5月30日に走った記録です。走行距離は160kmくらい。125ccバイクでの日帰りツーリングにぴったりです。
※Googleマップの「目的地」を本文では[A]というように記載しています。マップと合わせて読んでいただくとルートが詳細にわかります。
島ヶ原のファミリーマートへ
木津川市のファミリーマート[A]からスタート。木津川市でも田植えが始まりました。
信号待ちしていると前方から「カメムシ」が右手に飛来!
しばらく手の甲でウロウロして飛び立っていきました。信号が変わったのでスタート。
国道163号線から府道44号線を使ってJR加茂駅を通過し、恭仁大橋で木津川を渡ります。
海住山寺口交差点を左折し国道163号線を東へ向かって快走します。
梅雨の晴れ間を楽しめる天気だったので、多くのソロツーリングの方とすれ違いました。
気温が高いとモンキー125のシートが熱いので、たまにスタンディングをしています。
快走路の国道163号線を進むと、道の駅みなみやましろが左手に出てきます。今日も、かなり車とバイクで混雑していました。
道の駅には立ち寄らず、そのまま伊賀方面へ進みます。
島ヶ原の交差点を直進し、いつもの休憩場所「ファミリーマート伊賀三軒屋店[B]へ。
今日は比較的空いてましたので、イートインで休憩。
20分くらい休憩して再スタート!
やぶっちゃランド~伊賀コリドールロード
「ファミリーマート伊賀三軒屋店」から、やぶっちゃランドへ向かいます。梅雨ですがカラッと晴れた日なので快適です。
後方からZ125PROが迫ってきています。
やぶっちゃランドの入り口を通り越すとT字路が出てきます。
ここを右折すると、伊賀の広域農道「伊賀コリドールロード」へ入れます。
自然のトンネルが出来ていました。
見晴らしのいい右コーナー。バイク乗りがワクワクする光景ではないでしょうか。
進んでいくと「緑のトンネル」がまたありました。夏前しか見られない色合いです。
そのまま進むと、こんな交差点が出てきます。この交差点を左折して、県道138号線(伊賀コリドールロード)を北に向かいます。
左折すると、緑でいっぱいの道になります。
上り坂を進むと左手に「天吹山の霊泉」があります。水を汲めますし、観光用の看板もあります。
伊賀コリドールロード(広域農道)を進むと、田んぼの中にT字路が出てきますので、ここを左折します。
左折して直進します。すると広い道と合流します。合流を左折して綺麗な道を選んで直進します。
伊賀コリドールロードは、かなり整備されていますので初心者の方でも安心して快走できます。
国道422~県道132
伊賀コリドールロードを直進すると[C]の交差点に出てきます。ここで国道422号線と合流します。今回は[D]を目指しますので右折します。
県道674号線を進むと、「左折 広域農道」という標識が出てきますので左折します。
この区間も快走ルートです。小型バイクでも十分に楽しめます。景色も美しいのでおすすめです。
快走すると、伊賀コリドールロードと県道49号線の交差点が出てきます。
この交差点を左折します。左折すると「カラオケスタジオあやま」が右手に出てきます。
県道49号を進みます。高原を走っているような見晴らしです。
標識が出てきます。信楽方面なので直進します。
次に県道50号線と県道49号線が分岐するT字路があります。
今回は甲南方面へ向かいますので、右折して県道49号線へ。
少し進むと、県道132号線と県道49号線の分岐に差し掛かります。
右へ行くと県道49号線。左へ行くと県道132号線。今回は左へ入っていきます。
1.5車線くらいの道になっています。
右手に見えるのは「池」です。この辺りは池が多い地域です。
対向に注意しながら進んでいきます。
左手は湿地。右手は池。どちらも近づかない方がいいですね。
路肩がかなり荒れていました。あまり車や人の通行はないようです。
1車線くらいに狭くなっています。ただ、前方は見えやすいので走りやすい区間です。
いきなり山側が濡れていました。最近降った雨が山から流れ出てきています。落ち葉も積もっているので、左に寄りすぎるとタイヤが滑ります。
標識が出てきました。ここから甲賀市へ入っていきます。
少し進むと、「忍者修行の山」と言われている「岩尾山」の案内図が立っていました。
向かって右の看板を拡大すると、忍者がいます。
こういう案内図があるということは、この辺りはハイキングコースなのでしょうか?ここまでどうやって来るのか。案内図を横目に進みます。
すると車でアウトドアを楽しんでいる人がいました。3台くらい車が停まってました。知る人ぞ知る場所なのかもしれません。
緑がいっぱいの道を降りていきます。
山を降りてきました。
田園が広がっています。
山から水が出てきて川になっているところもありますので注意して進みましょう。
道なりに進むと、ここまでとは道路の状態が変わり、かなり整備されています。
整備されたルートを快走すると、新名神が見えてきます。
新名神の高架をくぐって直進すると長いストレートになりました。
杉谷川に沿って走ります。
迷うことなく県道132号線を進むと、今度は県道4号線に合流します[D]。
左折すれば目的にしている水口へ行けるのですが、勘違いして右折してしまいました。何となくおかしいなと感じながら進んでいたのですが「伊賀方面」という標識が出てきたので一旦ファミマで停車。
地図を見ると南下していました。ここで来た道を戻ります。戻る途中に昭和なお店を発見。
直進すると水口の標識が出てきました。
県道4~県道53
右手に袖川を見ながら川沿い走る県道4号線を北上し、庚申口の交差点を目指します。
今回は直進し県道53号線を目指します。
比較的快走できます。途中、トンネルがあります。トンネルを抜けてしばらく進むと、県道53号線へのT字路が出てきます。でも、大変わかりづらいです。
このT字路の手前に標識があるのですが、木が茂っていて見えません。左折できると県道53号線の標識が見えます。
ここからは道幅の広い峠道を楽しめます。アップダウンはありますが、2車線道路なので初心者の方もマイペースで峠を楽しむことができます。
判断しやすくわかりやすいコーナーなので落ち着いてアプローチできるので安心。
こんな感じの峠道を堪能できるのが県道53号線の特徴です。ほどよい距離を走る頃には峠を降りてきます。
進むと「黄瀬」の交差点が出てきます。
直進すると県道53号線を使って国道307号線へ抜けられます。これ、王道。左折しても国道307号線へ抜けられます。こちらは新名神に乗りたい人向け。今回、私たちはミホミュージアム方面へ行きたいので右折して、県道16号線を目指します。
右折して走る道は大変綺麗になっています。
よく整備されています。新名神効果でしょうか。
県道16~県道12
道なりに進むと「黄瀬橋」の交差点が出てきます。T字路になっているので、ここを右折して県道16号線へ入ります。
県道16号線に入ると、一気に車が減ります。
山の中を目指していく感じです。二輪にとっては楽しみな瞬間です。
山と空しかありません。
左手に川が出てきます。大戸川です。梅雨ですが夏のような日差しなので、川面がキラキラしています。
少しエンジンを回し気味にして、小気味よく長いストレートを登っていきます。
前方にソロツーリングのバイクを発見!
近江大鳥橋が見えてきました。
すぐに交差点が出てきます。四差路です。私たちはミホミュージアム方面へ向かいますので、左折して県道12号線へ入ります。
ところどころ1.5車線くらいになります。ゆるやかな峠道です。カブでのツーリングに楽しい区間だと思います。
125ccバイクが楽しい区間です。クロスカブ110やCT125に乗っている方にも通って頂きたいルートです。
ミホミュージアムへ近づくにつれて道路が整備されています。さすがです。
ほどよく緩やかなコーナーを楽しみながら快走できます。
ミホミュージアムの入り口が出てきました。ミホミュージアムへ来館される方は左折しましょう。以前「曜変天目茶碗」の展示を見に行きましたが、大変美しい施設でした。ただ、今回はミホミュージアムへ立ち寄らないので道なりに右へ進みます。
県道12号線の標識が見えます。山の中の静かな雰囲気があります。
そのまま進むと、ミホミュージアムへ来館したときに立ち寄った喫茶店があります。ここのホットケーキは逸品です。
気さくな年配のご夫婦がお店をされています。今回は定休日だったので立ち寄れませんでした。残念。次回は平日に走って立ち寄りたいと思います。
定休日だったのであきらめて進みます。
この辺りも山から雨の水が道路へ出てきていました。
山深い場所を進むと[F]の分かれ道にたどり着きます。左折して県道12号線を進むと、国道307号線に出られます。もう少し山道を楽しみたい方は右折して県道522号線を楽しめます。今回は県道522号線を進みました。
県道522~舗装林道~富川橋~和束
522号線に入ったところは、こんな感じで少し荒れ気味の道路になっています。でも、少し進むと広く綺麗になります。
で、ここからが今回の間違いだったところです。県道522号線を進むと左右に分かれるところが出てきます。ここには標識があります。
「左折すると伊賀方面307号線へ。右折すると信楽方面へ。」
考えていたルートでは左折して県道522号線を進んで国道307号線へ出る予定でしたが、標識の「伊賀方面」というのを見て「戻るやん」と思い込み、右折してしまいました。
右折して進むと「畑のしだれ桜」という名所を示す看板があり、何となく行けそうに感じられたので進むと、こんな標識があります。
Googleマップの[G]のポイントから右に出ている道に看板があるのです。この先は行き止まりということは、[G]のポイントの左側の道を進むしか選択肢がありません。
上の写真は[G]を一度通り過ぎて反対側から撮影しています。ですので進むためには、左から右に向かって上り坂になっている道を選べということになります。カードレールを見るとわかりますが、かなり寂れています。整備もされていない雰囲気です。
怪しいなと感じながらも、これしか道が無いので進むことにしました。入り口からして廃道の雰囲気満点です。
とにかく砂が多い。そして路肩が荒れている。
左側は断崖になっています。ほぼ垂直に落ちます。でも、この辺りはまだ整っています。
しばらく進むと完全な舗装林道になりました。途中にあった立て看板には「路肩がゆるいから近づくな」と書かれています。
ここからは比較的荒れていない部分だけ撮影しました。
特に極狭いところは危険なので、とにかく慎重に道の中央を通過。平均時速は10kmくらい。モンキー125ですと2速で進む必要がある舗装林道です。そんな状態でアップダウンを繰り返し、ガードレールのないタイトなコーナーを何度か曲がっていくと峠の出口に近づきます。
出口に近づくと、道の端は荒れていますが明るくなります。
左側に木が倒れていますが、道の真ん中までは出てきていないので問題なし。舗装林道の終わりの方の下りを進みます。
右のガードレールの寂れ具合がなんとも言えません。下っていくと集落の中に出てきます。
集落を見ながら直進すると[H]の部分に出てきました。ここが「富川橋」です。
前の大きな道が国道422号線です。右へ曲がると琵琶湖方面へ。左へ曲がると信楽方面へ。私たちは家へ帰りますので左折します。左折して直進すると国道307号線と合流する交差点に出ますので右折します。
そこから府道5号線を使って和束へ向かうルートを選び進みます。
茶畑が大変きれいです。これだけでも絵になります。少し進むと大きな太陽光パネルがありました。
まわりの風景と少し違和感があります。ここからは和束町を目指して進み、目的地[I]まで行きます。[I]から[J]までは、いつものルートを使っています。府道47号線で木津川をトレースして走ります。
最後は、[J]から[A]へ向けて帰ります。
梅雨の晴れ間を堪能した日帰りツーリングでした。
到着したときのモンキー125のメーターです。
約165kmでした。日帰りなら丁度いいくらいの距離です。
今回のルートですが、[G]~[H]の舗装林道は険しいけれど楽しさがあります。ただ、舗装林道区間は
- 路面がかなり荒れている
- 道に苔があるので滑りやすい
- 路肩がゆるいので、端に寄りすぎると滑落する可能性がある
- 雨の後は川ができやすく、山からの水の勢いが強いので滑るかも
- 一部、ぬかるんでいる箇所もある
こういう状況なので、大型バイクや初心者の方は避けた方が良いと思います。私のように県道522号線で間違えて右折することなく、左折して「田代上朝宮線(県道522号線)」で南下し国道307号線へ向かわれるのがベストです。
間違って[G]のポイントへ向かってしまった場合は、「この先通り抜けできません」の看板が出てきますので、そこから来た道を引き返しましょう。無理に今回の[G]~[H]へ入る必要はありません。
ちなみに、帰ってからGoogleストリートビューで[G]~[H]の区間を確かめて見たところ、[G]から入った少し先でストリートビューが終わっていました。さらに、[H]側から入った少し先でもストリートビューが終わっていました。真ん中の険しい舗装林道の部分については、Googleカーも諦めたようです。