関西のツーリングルートで下道なのに信号皆無でヘロヘロになるまで走れる、奈良三重にある広域農道「奈良ニュル~やまなみロード(奈良)~伊賀コリドールロード(三重)」を使った190kmコースです。

自動車専用道路を走れない原付二種や高速道路が「ちょっと怖いな」という人。とにかくバイクを手に入れたので走り回りたいという人。そういった人におすすめの下道オンリーコースです!

広域農道を走り続けるのでコンビニもなく止まる理由がありません。信号もほとんどゼロなので、さらに停車する理由もなく、気が付くと走りこんでヘロヘロになるのですが、不思議と心とカラダはバイクに乗った充実感で満たされます。車重の軽い125ccでも信号待ちが恋しくなるかも?

信号が少ないので原付二種で走っても「自動車専用道路」を快走している気分になれます。

奈良・三重広域農道下道ツーリング快走ルート by Googleマップ

このブログは、2021年9月23日「秋分の日」の走行記録です。

前回、9月19日に「やまなみロード」へ行こうと思っていたのですが、名阪国道からの入り方がわからず断念したため、ツーリングマップルとGoogleストリートビューを使って確認しリベンジしてみました。

リベンジした結果、勢い余って走りすぎてしまい、帰宅後は約4時間のお昼寝タイムになりました。体力勝負という側面もあるコースです。

浄瑠璃寺~岩船寺~柳生~奈良ニュルの入口

※Googleマップの[A]~[B]を紹介

浄瑠璃寺~岩船寺区間コース

近くのファミリーマート[A]から、いつもと同じように国道163号線を東へ(国道24号線方面)向かって進みます。国道24号線との交差点で信号待ちになりましたので、交差点の状態をパシャっと撮影。

国道24号線との交差点から撮影

となりで停車しているZ125PROから、交差点を撮影している私をパシャっと。

モンキー125を撮影しているZ125PROからの視点

交差点を直進していきますと、左手にセブンイレブン、右手にコスモスの交差点に出てきます。左右に走っているのが国道163号線です。

この辺は新興住宅地です

カメラアングルからも想像できますが、交差点を右折して南へ進みます。

下りを駆け降りるモンキー125

下りを進むと、交差点が出てきます(交差点の名前はありません)。

信号はあるけれど、名前はまだない交差点を左折します

左折して府道44号線へ入ります。

左折するとの田舎ルートへ入ります

道沿いにあるベーカリーやラーメン店を通過していきます。すると右手にGSが出てきます。

右手にGSが見えたら減速の用意

GSを通過すると「浄瑠璃寺」への標識が見えます。「浄瑠璃寺口」の交差点です。ここを右折していきます。

浄瑠璃寺口の交差点
標識を拡大すると「浄瑠璃寺」への案内がわかります

右折すると、すぐに上り坂になります。原付二種は少しアクセル開け気味でいきましょう。

いきなり上りです
意外に勾配がきつい

この道は府道752号線です。名所でもある浄瑠璃寺と岩船寺へと続いています。山の中のお寺なので、行く道は狭い峠道っぽくなっています。

まずは浄瑠璃寺の入り口前に出ます。駐車場へ入る車が多いので、追突しないように気を付けましょう。突然止まる人がいますのでご注意ください。

浄瑠璃寺の入り口付近

駐車場前を通過すると公衆トイレがあるので、人が道を渡る可能性があります。ここも要注意ポイントです。

車を見ずに道を渡る人がいるので要注意!

続いて岩船寺へ向けて走っていきます。

まだまだ続くよ田舎道

岩船寺が近づくにつれて、少しずつ道が狭くなります。

崩れたようでブルーシートが被せられてました
岩船寺は山の中にあります

何度かカーブを抜けて行くと「岩船寺」の前に出てきます。ここも駐車場へ入る車が急減速することがありますので、注意しておきましょう。前の車に接近しないのが得策です。

岩船寺の入り口付近

岩船寺の前を右へ曲がっていくと峠道になります。ここからしばらく、道路の整備はされていません。

狭くて路面が悪い区間に入ります
自然を感じられる区間でもあります

ひび割れの入ったアスファルトと、伸び放題の木々が「手が入ってない」ことを表しています。

放ったらかしなんでしょうね・・・

ただ、原付二種で走るなら、これくらいの寂れ感の方が楽しめます。

険道好きには楽しめる!
これくらい雑草が茂っている方が楽しい!
県道は寂れて痛んでいる方がワクワクします

岩船寺から「ミロクの辻の首なし地蔵」方面へ向かって進みます。しかし・・・「ミロクの辻の首なし地蔵」って、なかなか印象的なネーミングです。

少し進むと「ミロクの辻の首なし地蔵」

すると広い方の府道47号線「天理加茂木津線」と合流します。このポイントが「ミロクの辻」です。

ミロクの辻を通過中

ミロクの辻から進むと県道752号線に変わります。先ほどと変わって二車線になります。ここで注意するポイントが出てきます。下の写真の風景が出てきたら「おもいきり減速」してください。

この先、下りの左ほぼUターンのような急カーブあり!

というのも、県道47号線「笠置街道」を出て柳生方面へ向かうために、次のT字路を左へUターンしないといけないのです。さらに、ここのUターンは若干「下り坂」になっているので、初心者の方は特に注意してください。無理すると転倒ということもありますので、ヤバイなと思ったときは手前で一旦停止してから、ゆっくりと左折して進みましょう。

無事に左折できると、上り坂が待っています。

曲がったらすぐに上り坂

ここを越えると若干上りの直線です。ほっとできる瞬間です。

上り坂の直線は快走区間

柳生~通称「奈良ニュル」の入口区間コース

笠置街道を東へ向かって進みます。静かな田舎道になります。

日本の原風景を堪能できます

「須川」という地域では、山越えをします。

山越え区間は険道の雰囲気あり

山を越えると下りになります。ここだけめちゃくちゃ整備されていました。ちょっとびっくりです。

豪快に走れそうな区間に変化
下っているのでスピード注意!

コーナーから撮影するとわかりますが、山の上から麓の集落を一望できます。

須川地区
結構長い下りです
山間に集落があります

整備された道を下っていくと「須川」の交差点に出ます。交差点を右折します。

「須川」の交差点を右折

右折すると50mくらい先に府道47号線の標識が左手に出てきます。この標識が見えたら、次のところを左折します。

県道47号線の標識が見えたら左折準備

本当に「すぐ左へ」曲がるので気を付けてください。油断していると、ついつい直進してしまいます。左折できると、二車線の道に出ます。

二車線の道になれば正解
対向の見晴らしは良い区間ですが展望は期待できません
かなり前方まで見晴らしが効きます

長い下りが始まります。チラホラと対向車が来ます。対向のドライバーがこちらを見ると車がセンターラインに寄ってくるので注意はしておきましょう。

気持ち「左寄り」で走るのが安心

柳生へ向かう山を越えていきます。

山越え区間に入ります
遠くに大柳生が見えてきました

国道369号線へ出る交差点「大柳生」が近づいてきました。

大柳生
大柳生の標識を拡大

「大柳生」の交差点から柳生・月ヶ瀬方面を見ると、こんな風景になっています。

柳生方面の景色

大柳生の交差点を左折して、国道369号線を進みます。ここ、直線区間です。ホントにまっすぐ。

めちゃくちゃ、まっすぐ

信号がありません。でも交差点はありますので、左右や対向右折にはご注意ください。

まだまだ、まっすぐ

ゆるやかな下りを走ります。前に集落が見えてきます。

ここも、まっすぐ
直線で迫ってくるZ125PRO

下り終えると、例年ならコスモスが集まって咲いている区間に入ります。今年はコスモスが咲いていないので人はいませんが、咲いているときはカメラを抱えた人が大勢いますので「超注意区間」になります。

この辺り「コスモス」区間

カメラで撮影しているとファインダーの中だけに集中してしまい、まわりの気配が感じづらくなり、車道へ出てしまう人もいます。また、撮影ポイントを見つけて「路駐」する人もいますし、路駐している車の間から道へ出て渡ろうとする人もいます。とにかくコスモスが咲いているときは「徐行」あるのみです。

人や車が見えたら徐行が正解!

柳生の交差点へ向かう前に、最後にもう一つ山越えをします。

いくつ山を越えるんだろう
それくらい山奥でないと忍者の里にはなれない

山越えが終わると「柳生」の交差点の手前に標識が出てきます。今回は、月ヶ瀬方面へ向かってから、通称「奈良ニュル」を走りますので直進を選びます。

柳生の交差点前からの景色
交差点をリアルに表現した標識は印象的です

直進して「柳生」の交差点で信号待ちしました。

後に信号待ちが恋しくなるとは知る由もありません

信号が青に変わったのでスタートします。ここからは県道4号線です。

木が成長しているので日差しが届いていません

山沿いの二車線を駆け抜けていきます。

二車線の快走区間スタート
布目川

しばらく県道4号線を走ると右手に「大和高原カントリークラブ」の入り口が見えてきます。この付近には目立つ目印がないのですが、このカントリークラブの入り口は絶対に見逃さない目印になりますので、マスツーリングでも活用できます。

迷ったらここを活用しよう!
この近辺では絶対に見過ごせないはず

カントリークラブの前を通過して進んできます。右手には「布目川」が流れています。しばらく川に沿って走ります。

右手に「布目川」を見ながら

すると下のような標識が出てきます。右へ向かう「山添」の矢印ですが、この矢印は今回走る広域農道、通称「奈良ニュル」ではありませんので注意してください。右へ入る道は「布目ダム」へ向かう県道25号線に変わります。

前回間違って入って戻ってきた

布目ダムへ向かってしまうと、途中で「二輪車通行禁止」になります。そのため右へは入らず、道なりに進める左(県道4号線)を選んで進んでください。

道なりに左が正解

道なりに進むと、交通量の少ない二車線がしばらく続きます。ただ、道幅は思うよりも広くないのでカーブでは注意しましょう。対向車がセンターラインを割ってくることがあります。

対向車に注意

ところどころ見晴らしの良い二車線区間もあります。飛ばし過ぎにご注意ください。

こういう区間は快走

柳生の交差点から9kmくらい進んだところで、広域農道の標識が出てきます。ここの交差点を右折します。このポイントがGoogleマップの[B]、通称「奈良ニュル」の入り口です。

この風景が見えたら減速して右折準備
ボケてますが、奈良ニュルへの標識はこんな感じ

この交差点は信号がありません。

でも、今回進む右手の広域農道方面からも、左の県道4号線からも自動車やバイクやトラックが走ってきます。そのためいつでも一旦停止できるくらいの速度でアプローチしないと、衝突する可能性があります。左右をよく見て交差点へ入って右折してください。

広域農道「奈良ニュル」から「やまなみロード」は信号なし!

※Googleマップの[B]~[C]を紹介

通称「奈良ニュル」ツーリング【月ヶ瀬~名阪国道小倉IC区間コース】

さて「奈良ニュル」という通称の意味は何なのでしょう。私も今回走ってブログを書く時まで知りませんでした。調べてみると次のような解説を見つけました。

通称「奈良ニュル」月ヶ瀬から小倉ICまであたりのアップダウンの激しいところが、まさにドイツのサーキットのニュルブルクリンクのような様相からの通称名との説。

通称「奈良ニュル」とは、ドイツにある『ニュルブルクリンク』のように森の中を走れるコースが、ここ奈良にあるということでクルマ好きには知られているコース。

この広域農道には正式な名称がありません。単に「広域農道」と表記されているだけです。でも、絶対に工事をしたとき仮称はあったはずなので、何か正式な名称を付けてあげてほしいなと。

ということで、広域農道への交差点を右折すると、いきなり上り坂になります。125cc以下はアクセル若干開け気味で駆け上がりましょう。

さすが広域農道という広い道幅と直線
農道であることを伝えています

「奈良ニュル」と呼ばれているだけあって、とにかくアップダウンが多く高低差のきつい広域農道です。250cc以上だと上りも簡単に加速していけるようです。125ccでは、かなり厳しい・・・。

たぶんWR250を若干ラリー仕様に振ったバイクが駆け抜けていきました

ただ、こういう平坦な区間もあります。125ccでも楽しめる区間です。

125ccでもかなり楽しくコーナーを楽しめる!

基本、農道なので道の両側が木々で覆われているため、走りながら遠くの風景を楽しむのは難しいコースではあります。

展望は期待できません

ちょっと上りになると、モンキー125は元気がなくなります。一気にトコトコモードの走行に切り替わっています。

速度計の数字が落ちていきます・・・。

集落の横を走る区間もあります。人が生活しているので飛び出しにご注意ください。

家の後ろに山があります。豪雨になると怖そう。

下って、上ってを繰り返しています。山肌のラインに沿って道が作られているので、アップダウンがとにかく激しいです。もうちょっと削って平坦にできなかったんだろうか。

上り坂を走ってます

写真からもわかりますが、アップダウンのある長い直線と緩やかなカーブのコースです。確かにサーキットのように見えます。

長い直線と上り坂
長い下りが待っています
またまた長い直線。そして先には緩やかな右コーナー。

少し道路のアップダウンが落ち着いてくると、名阪国道「小倉IC」が近づいてきています。

名阪国道「小倉IC」近く

下の写真のような緩やかな右カーブが出てきます。

道なりに右カーブを進みましょう

カーブを曲がるとすぐに「名阪国道」の大阪方面への入り口を示す看板が左手に出てきます。ここ、大変重要です。「やまなみロード」へ向かうためには看板に沿って左へ曲がる必要があります。

名阪国道「小倉IC」入り口
大阪方面へ誘う「自動車専用道路」の標識

原付二種ですと「自動車専用道路へ入るの?」と思ってしまいますが大丈夫です。左へ曲がってから名阪国道への入り口が左手に出てくるだけで、「やまなみロード」へ向かうには名阪国道の入り口を無視し、下道を直進して通過するだけでOKです。

小倉IC入り口前の風景(左が名阪国道への入り口)
入り口前の右手の風景

無事に名阪国道「小倉IC」の入り口の前を直進すると、こんな景色が出てきます。ここから「やまなみロード」のスタートです!

名阪国道の側道です

やまなみロードツーリング【名阪国道小倉IC~龍穴神社前交差点県道28号線合流区間コース】

やまなみロードへ入ると、かなり整備された二車線道路が続きます。

サーキットみたいなコンディション
余裕のある二車線

道路の真横まで木が生えています。山を切り開いて作られている道路だということがわかります。

高原のような風景も楽しめる

2km弱進むと「宇陀市」に入ります。どんどんと山深い地域へ入って行きます。

宇陀市の標識が登場
走ることに集中できます!
左のガードレールへどうやって突っ込んだ?

緩やかな右カーブを抜けると、上りの直線になり、また下ってを繰り返します。広域農道特有のアップダウンを楽しめます。

まずは先の見える右カーブ
上り坂が待っている直線
上ったら下ります

笠間川を渡る「笠間川大橋」を渡ります。橋の手前の交差点は「カフェ」や「音楽の森」への分岐点になります。やまなみロードは、まだまだ続きますので直進していきます。

橋の手前に看板あり
看板を拡大

擁壁に苔がびっしりと覆っています。かなり長い間、このままの状態なのでしょう。擁壁のメンテはされているのでしょうか?ちょっと不安。

苔が美しく

やまなみロードは、こんな調子で続きます。まったく信号がありませんので、ドンドン、ガンガン、グングンと進めます。

奈良ニュルに入ってから走り続けています
信号ないの?と思えてきました。
でも、空いてるので嬉しくて走り続けてます

急な坂が何度も出てきます。125ccではアクセル操作によって失速します。丁寧に操作してスムーズに快走しましょう。

ちょっと、坂が急すぎませんか?

当然ですが、上ったら下ります。下りでも道の先の方が見渡せます。でも下りなのでスピード注意。

下りの先は左コーナーで再び上りに

国道165号線を跨ぐポイントが出てきました。

前方に標識あり!
やまなみロードは直進。しかし地名がギュッと詰まった標識だな。

私たちはやまなみロードを最後まで走る予定なので直進しました。分岐点から少し進むと、宇陀川を渡ります。

宇陀川の橋を通過中のZ125PRO
宇陀川を渡ります

橋を渡ってゆるい上りは、アクセルを少し開け気味で進むと・・・

125ccはアクセル開け気味で

左手に目を引く場所が出てきました。

人が畑仕事してる、ような気がする

「田んぼで人が作業している?」と思ったのですが、近づくと・・・

ちょっ、自転車乗ってるよ・・・って、人じゃないし

ちょっ・・・「案山子やん」。それも自転車まで準備する周到さ。ベンチまで用意して道側を見つめている案山子まで。ここは「ととりの里公園」というらしいです。

案山子には説明板がついているそうなので、時間があればバイクを降りて見てください。

道路に向かってくつろいでいる案山子

これってアート?それともカラス除け?どちらかというと、通行する人を驚かせようとしてませんかね?たぶん、夜道で知らずにヘッドライトで照らされると「ちょっと怖い」雰囲気も。

ただ、こういうのって見ていると想像が広がります。会話とか動作とか。

そんな案山子を見ながら通過し、田舎道を快走していきます。

まだまだ続くよ「やまなみロード」
この日は対向車もほとんどなし

ととりの里公園から3km弱進むと、ゆるい右カーブが出てきます。

さて、この先には何があるでしょう?

このカーブを過ぎたところに「西ケ滝」が右手に出現します。そして、室生トンネルも出てきます。ここまで止まっていなかったので、滝を鑑賞するためにトンネル手前に用意された駐車スペースへバイクを停めました。

やまなみロードをちょっと休憩して西ケ滝を鑑賞

靄っているのは水しぶきが舞っているから
別の角度から滝を鑑賞
西ケ滝の説明

滝を撮影するライダーの様子はこちら。

駐車スペースから撮影中
滝に近い歩道から撮影中

こちらは解説を撮影中。

逆光になるので困っている

滝側の駐車スペースから、バイクを撮影。

車1台分に二台入るので邪魔にならない
ちょっと拡大してみた
バイクを停めたところから撮影

西ケ滝ですが、近くに居るだけで岩にぶつかった細かな水しぶきが舞ってきます。また、撮影すると虹色になります。そもそも滝の周辺は水しぶきで靄が掛かっているような状態でした。

水しぶきに反射した光の筋が美しい

滝の周辺にはシダが茂ってます。常に細かな水しぶきがかかるので、育ち加減も良さそうな色をしています。

キレイな艶をしています

滝の上を見上げると青空でいっぱいでした。

青空でいっぱい

日差しがかなり強く暑くなってきましたので、そろそろ出発することにします。

太陽の日差しが強い
日差しが強いので地面に映る影が濃くなってきた

西ケ滝から室生トンネルへ入ってやまなみロードへ復帰

滝のすぐ横にある「室生トンネル」へ入ります。

室生トンネル

結構長いトンネルです。トンネルの中は、そんなに明るくありません。

思っていたよりも暗い

トンネルを抜けると、県道28号線へ合流するT字路に出ます。

この交差点までが「やまなみロード」
左右に走っているのが県道28号線

この交差点を右折します。ここまでが「やまなみロード」の区間です。

室生龍穴神社から県道28号線で山道を堪能

ここで注意しておきたのが、T字路のところにある「室生龍穴神社」です。人気スポットのようで、路肩に駐車している車が多いです。人が道路へ出てくることもありますので、右折するときは注意しておきましょう。

徐行しておきましょう

ここからは「胎の川」に沿って進みます。

右手に流れているのが「胎の川」
この日は、せせらぐような静かな川の流れでした

広域農道とは違った「のどかな」空気を感じながら進みます。広域農道は空いているので走りやすいのですが「目的があって作られてた道」なので、人工的な空気を感じます。対して、こういう道路は生活に必要だったから自然発生的にできた道という空気を感じます。そのため、どこか「ホッ」とできる空気感が漂っているのだと思います。

都会の喧騒とは無縁です

どんどんと山深い景色が迫ってきます。秘境へ向かっている雰囲気です。

秘境の雰囲気を感じて進みます
家しかない・・・コンビニなんてない・・・

1.5車線くらいの区間に入りました。右のガードレールが凹んでいるのが気になります。

離合するときぶつかったのか?

しばらくすると二車線に変わります。道路の整備状態は地区によって違うようです。ちなみに、最近まで県道28号線の一部は通行規制があったようです。今回走ったときは解除されていました。

山を見ながら豪快に走れる区間
制限速度を守ってアクセル開け気味でGO!!!

「曽爾村まで10km」の看板が出てきました。「旧伊勢本街道」との分かれ道が近づいてきています。

曽爾村まで10km

私たちは県道28号線から国道369号線へ出ようと思っているので、道なりに直進していきます。

胎の川を見下ろしながら快走中

「胎の川」に沿って走っていると「曽爾・御杖方面」へのバイパスに誘導する看板が出てきます。

分かれ道に佇む看板
看板を拡大

ここで道が左右に分かれます。まず、看板の誘導通り右へ向かう道はこんな感じ。

荒れてはいるけれど普通に県道っぽい

続いて、左へ向かう道はこんな感じ。

う~ん、荒れていて狭そう

さて、一般的には右の「バイパス」を使うルートを選ぶと思うのですが、それでは面白くないなということで、左の道(こっちも県道28号線)を選んで入って行きました。すると、予想通りいきなり狭い道になりました。

いきなり険道っぽさが伝わってきてワクワク
左端に土砂が落ちてる!ワクワク倍増

狭い道ですが、左に電線が通っているので大丈夫な雰囲気です。道路の状態も思っていたより荒れていないので大丈夫でしょう。

意外にまともで拍子抜けした

でも進んで行くと、左の路肩が崩れていたり、道の真ん中に石と葉が残っていたり。ちょっと「あかんかな」という気持ちも出てきました。

お~待ってました!これこれ!

少し気弱になった瞬間、前を見ると「国道369号線バイパス」が見えてきました。そして、見えてきた辺りの道は整備されています。これはやっぱり大丈夫。

これは無理なく通過できそう

バイパスの下を通過して進むと・・・道路事情が急変です。めちゃくちゃ荒れてきました。最近降った大雨の影響で、土砂が道路へ出てきた跡が残っています。

へっ?急に荒れてきたよ

ガードレール側に木の破片が飛んできてる。

山側からガードレール側へ流れた雰囲気あり

次は左側の山肌です。土砂が道の方へ落ちてきてる・・・。

山側から土砂が道へ流れてきています
土砂が溜まって道幅が狭くなってる

土砂で道幅が狭くなってきています。気のせいではありませんね、これは。

道に土砂が出てきてますよ~
1.5車線くらいになっている気が・・・

ここはかなり土砂が流れ込んだようです。道の両端に溜まっています。とにかく道の真ん中を進みます。土砂に乗ってスリップしたくはありません。

走れる道があれば進みます!

山の奥の方へ進むにつれて、道路事情が悪化していってます。それにしても、どれくらいの雨が降ったのでしょう。

土砂と小石と枯葉がいっぱいで滑りそう
ちょっとヤバそうな雰囲気あり

下りの区間に入ってくると、山から流れている水が道路へ今も出続けています。そのため道路の端から真ん中まで「ウェット+泥」の状態です。

泥と水が山から出てきてる
滑りそうな部分を拡大

水と泥を避けながら進んで行くと、目の前に看板が出てきました。嫌な予感です。

遠目に見える看板(嫌な予感が)

近づいていくと、「片側通行できるかな?」と思ったのですが、残念ながら「通行止」になっていました。原因はこの状態からも理解できます。

道路の大半を土砂が塞いでいるとは・・・

道路の片車線が山からの土砂で埋まっています。対向車線とガードレールとの間に二輪は通過できそうな空間があったのですが、通行止めだったのであきらめてUターンしました。

通行止めなのでUターン中

通行止の看板の後ろが比較的広くて路面が安定していたので、そこでUターンさせてもらって戻ることにしました。いやぁ~残念です。このまま県道28号線を抜けて、東側で国道369号線と合流したかったのに。

ということで先ほど分かれ道になったポイントまで戻ります。

分かれ道に戻った

分かれ道のポイントまで戻ったら、看板の誘導に素直にしたがってバイパスの方へ進みました。

左へ入った道とは全然状況が違う

どうですか。この道路状態の違い。

さっきと比べるとウソみたいな状態

上り坂を進むと、国道369号線との合流ポイント、Googleマップの[C]へ到着しました。

上りの右カーブで[C]へ到着!

さすがバイパスへつながる道です。土砂もありません。大型バイクの方はこちらのルートを常に選ばれた方がいいですね。原付や原付二種の方は通行止になっていないときは、最初に入った狭路な県道28号線を選んだ方が面白いと思います。

国道369号線で「道の駅 伊勢本街道 御杖」へ

※Googleマップの[C]~[D]を紹介

バイパスへつながるコーナーを立ち上がると、国道369号線へ出るT字路になります。ここを左折して御杖・曽爾方面へ。

信号はないので左右確認を忘れずに

左折するとすぐに新しい「石楠花トンネル」が待っています。

まだまだ新しくキレイなトンネルです

トンネルは2つに分割されています。一つ目は短いトンネルです。ちなみに、一つ目を出たところの下に交差するように走っている県道28号線を先ほど通過していたことになります。通行止でしたが。

トンネル入り口

トンネルの中も真新しい雰囲気が漂っています。

明るく広い!

冬の雪シーズンですと、先ほど通行止になっていた県道28号線よりも、こちらを選んだ方が無難です。雨の日もトンネルを使いましょう。少しの時間でも雨に当たらない時間があると快適ですから。

トンネル出口が近づいてきました

2つ目のトンネル出口に近づいてきました。

光の先には何があるのかというと

そしてトンネルを抜けると、いきなり左手に鹿の看板(動物注意)です。ここを鹿が渡るのを想像すると、ちょっと怖いです。絶対ぶつかりそう。

左手に鹿の看板(動物注意!)
動物注意!を拡大

動物注意の看板を見ながら進むと左手に下りのカードレールが見えます。ポツポツと路駐の車が見えます。先ほど通行止になっていたところを無事に越えられていれば、この下り坂のところへ出てくることができます。

県道が国道へ合流します

さて、ここからは御杖に向けて国道369号線を快走します。奈良の秘境と言われる地域から、三重の秘境と呼ばれる地域へ向かうので、信号はほとんどありません。

山に向かって進みます
飛騨のせせらぎ街道みたい
国道369号線~曾爾村

道沿いには何もないんですよ。ただただ走るための道があるだけ。

遠くに集落があるけれど・・・お店は見当たりません

直進するだけで、ちょっと暇になってきたので前方から車が来ないのを確認して、バックミラーにZ125PROを入れて撮影してみました。

バックミラーでZ125PROを撮影
バックミラー部分を拡大~Z125PROが覗いてました

そんなことをしていると、やっと信号のある交差点を発見!信号、久しぶり!新鮮!

信号のある交差点でワクワクするとは
標識と信号を拡大

赤信号だったので止まりました。奈良ニュルへ入り、やまなみロードを走って、県道28号線を進んでからここまでではじめての信号。ちょっとうれしい。

交差点を右折して御杖へ向かいます。

交差点を右折中

右折すると「青蓮寺川」を沿うように走ります。

左に「青蓮寺川」を見ながら
私たち以外の乗り物は皆無

砂防堰堤がありました。

滝のようになっています
涼しげ

先ほどの通行止もそうですが、土砂災害の多い地域なんだと感じます。砂防を通過すると採石場がありました。荒々しい雰囲気が伝わってきます。乗鞍岳のように自然ではなく人工的ですけど。

山が削られてます

今日は晴れ間が続いているので、青蓮寺川の上流付近の流れは穏やかでした。でも、大雨になると濁流になるんだろうなぁ。

今日はおとなしい流れでした

対向車もほとんどいない国道を進むと、県道31号線へ分かれる標識が出てきます。

たま~に標識が出てきます
地図を使って走っているので、標識で現在地を確認しながら走行しています。

御杖村へ向かうため直進すると、道の駅伊勢本街道御杖の看板が出てきました。とは言っても、ここから10km先ですが・・・。

やっと道の駅の看板が登場

ここからは山の景色を堪能したルートになります。

山と青空しか視界に入りません
トンネルが出てくると脇に旧道がないかチェックしてしまいます
この辺りのトンネルには左に絵があります
黄金色になった稲

比較的平坦な区間もありますので、モンキー125でも快走できます!

こういうところはモンキー125も楽勝!
コーナーも楽しく曲がれます

快走区間を御杖へ向けて進んでいます!

まだまだ続くよ、御杖への道

空の青と雲の白、山の緑が美しい地域です。都会では見られない風景です。

どこも同じような景色に見えてきた
やっと前方に車を発見

秋らしく右手にススキが揺れています。都会だと花屋さんへ行かないと見られないですが、この辺りですと自然にあります。

ススキが風に吹かれてゆらゆら

御杖村へ入ってきました。道の駅はもうすぐです。

御杖村役場まで来た!

まっすぐに伸びる道が出てくると、後3kmくらいです。しかし、下道を走行しているとは思えない状況です。自動車専用道路と勘違いしそう。

まっすぐ過ぎてボンヤリしそう
まだ直線です。寝ないように注意!もうすぐだから!!!

道の駅御杖に到着しました。道の駅には左折して入ります。

交差点を左折して道の駅へ

ここまで、信号で1回だけ止まっただけで走り続けてきたので休憩することにしました。道の駅には二輪用の駐車スペースがありますので利用しましょう。

隅の方に駐車

道の駅からはこんな景色が見えます。360°全部自然です。

う~ん、自然がいっぱい
こっちも自然でいっぱい

途中、暇で寝そうになることもありましたが、Googleマップの[D]に無事到着できました。

国道422号線を快走~ひなち湖を眺めながら名張滝之原へ

※Googleマップの[D]~[E]を紹介

道の駅御杖で休憩したので、国道368と422の重複区間を使って北上します。

国道368を北上
遠くに見える山を撮影中

国道368号線は交通量も少ないので、大変走りやすい区間です。3桁国道ですが広域農道みたい。

道幅広い!ホワイトラインもキレイ!
空と山と木のコントラストがいいですね

ただ原付二種の場合は注意しておきたいことがあります。それは後方からの追い越しです。4輪車&250cc以上の二輪車は、かなりの速度で追い越していきます。まぁ、見通しの比較的良い直線が多いですからね。

出来れば、こういう区間で追い越してもらえると安心なのですが、

追い越ししてほしい区間
こういう区間で追い越ししてほしい

こういう区間で抜かれると、原付二種はかなりヒヤッとします。

ちょっと狭いし民家があるので焦ります
ブラインドもあるので追い越しはご遠慮ください

原付二種の方はバックミラーで後方をちょくちょく確認して、後ろからやってきたら安全な区間で抜いてもらいましょう。

こういうところで抜いてください

そうすると、こういう区間を原付二種が気持ちいいペースで楽しめます。

目を三角にして走らなくていいので楽しい
狭いけれど125ccなら楽しめる

国道368号線は整備された二車線と、県道のような1.5車線が混在しています。道路状況をしっかり見ながら速度調整して進みましょう。

豪快に走れる区間
快走できる区間
淡々と走る区間

こんな風に整備された部分と、これから整備を待っている部分が混在しています。荒れたところもありますのでご注意ください。

県道みたいな区間

名張川に沿って走っていると、遠くに「ひなち湖」が見えてきます。

ひなち湖の南端
ひなち湖の真ん中に近づきました
ひなち湖に掛かっている橋が出てきます

すると前方に「林道」への標識が出てきます。なかなか魅力的な誘導です。今回は入りませんが。

「林道」というシンプルな表記が目を引く

林道へ誘っている入り口はこんなところでした。そのうち入ってみたいと考えています。

林道の先には「赤岩尾神社」があるようです

「比奈知ダム」が見えてきました。

ダムが遠目に見えます

ダムが見えてから直進すると、県道691号線への標識が出てきます。この交差点を右折します。

標識が見えたら減速
「滝之原」方面へ

右折すると、意外にきれいな道が出てきます。適度なカーブも楽しい!

3桁県道だけど走りやすい!

上りの左カーブ。バイク乗りなら大変楽しい瞬間ではないでしょうか。

気分はシュワンツ(かなり古い)

と思って喜んでいると、急に荒れて狭くなります。注意しましょう。慌てます。

3桁県道らしさが戻った

荒れて狭い道をまっすぐ進むと「滝之原」の交差点に出てきます。Googleマップの[E]へ到着しました。

ここで直進すると県道691号線(実走済区間)。

大型二輪の直進はおすすめしません。

直進して「県道691号線(名張青山線)を走ったときのブログ

左折すると県道692号線。

こちらは走りやすいので大型二輪にもおすすめ

右折すると県道693号線。今回選ぶのは「伊賀コリドールロード」なので右折します。

伊賀コリドールロードならこっち

伊賀コリドールロードで国道163号線までこちらも信号なし!

※Googleマップの[E]~[F]を紹介

県道693号線を進んできます。舗装が若干荒れてはいますが、まあまあ県道としては整っていると思います。

まずまずの走りやすさ
適度なコーナーで快走可能

県道を進んでいると、かなり低空に「鳶」がやってきて旋回中なのを発見。赤丸部分に飛んでいます。

シャッターチャンスは逃さない!
ノーファインダーはスナップ写真の基本です

しばらく荒れた区間を進んでいると、急に修繕された区間に出てきます。ホワイトラインもはっきりしているので最近修繕されたような感じですね。観光目的か?それとも「青山リゾート」が近いからか?

突然現れた美しさ

整った区間を進んで行くと前方に「高尾橋」が出てきます。橋を渡るのですが、渡ったところの右手に「逆柳の甌穴(おうけつ)」への看板が出てきます。

右手に看板がある
逆柳の甌穴(おうけつ)と読むらしいけど、読めない

伊賀コリドールロードを進むので、看板を見ながら道なりに左へ進みます。看板のところから500mほど進むとT字路に出てきます。

ここ、悩むポイント

左折したくなりますが、伊賀コリドールロードは右折します。右折して進むと広域農道らしく、二車線の県道が待っています。

広域農道らしくトラックとか快適に走れそう

さて、ここから伊賀コリドールロードで伊賀上野方面へ向かうのですが、県道693号線を使って東へ向かい、県道29号線に出ないと行けません。まずは県道693号線の入り口ですが、先ほどのT字路から1.3kmほど先にこんな標識が出てきます。

道路番号の表記が無い標識
県道693の番号が・・・なくなってる

拡大した標識を見るとわかりますが「県道693号線」の表記はありません。あるのは「霧生」へ左折できる表記のみ。でも、この左折なんですね。693は。ということで左折してみました。

さすが広域農道らしい快走できそうな道だ!

右折すると、お~!なんとも舗装されたきれいな道ではありませんか!広域農道に相応しい状況です。しかし、しばらく進むと・・・舗装こそされてますが1~1.5車線の県道だった。

喜んだのも束の間

まぁ、嫌いじゃないし、どちらかというと好きなんでいいんですけど、大型バイクの方ならちょっとイヤかもしれません。

急に暗くて細い道が待っていました
右端を見ると「通学路」の表記が・・・ここを通るの?危なくない?

さすがに「間違ったかな?」と不安になったので、一応地図を取り出して確認。

念のためツーリングマップルで確認中

やっぱり間違っていなさそうなので、再スタート。

雰囲気、変わりすぎじゃない?

曲がりくねってはいないけど、これって険道っぽさが残っていますよね?

険道と言ってもいいですか?
荒れ具合は険道と酷似している

進むにつれて険しく狭くなっていきます。これって本当に広域農道でいいの?トラック走れる?軽トラしか無理だよね?

2トントラックは無理したらいけそう

何とか状況を写真で伝えようとがんばって撮影していますが、路面が荒れているのでブレてます!

段差で振られているZ125PROから撮影

これは1車線ですね。対向が来ても道の端に寄りたくないな~。足をついたらズリズリってコケていきそう。

端のほうはぬかるんでる気がしました

こちらは左にガードレールなし。左端も削れて落ちているので足つき危険です!

離合するときは右端へ寄った方がいい

ちょっとした峠を越えていきます。右端を見ると山から水が出てきています。

山の中に染み込んだ水が出てきてます

やっと険道の終わりに近づきました。

明るくなった

進んで行くと、急激に道路状態が改善されます。舗装も美しい二車線になります。そこから道なりに進んで行くと、県道29号線へ出るT字路に行き当たります。前後だけ整備され、真ん中は従来のままなんでしょうね。

T字路が登場します

伊賀上野へ向かうので、この交差点を左折します。ちなみに右折すると「メナード青山リゾート」へ到着できます。

このT字路を左折すると伊賀上野方面へ

左折して県道29号線を進むと、途中で「県道693号線」との交差点が出てきます。

ってことは、さっきのは693号線ではないということ?

いったい県道693号線は、どういったコースになっているのでしょう?地図を見ると「比奈知湖」の手前から入って行けるようなんですが・・・。そのうち探索してみたいと思います。

今回は、標識どおりに県道29号線を直進します。

直進29号、左折693号

この辺りの区間は、秋の紅葉が美しい場所なんだろうなと思います。

紅葉が美しいであろう区間
11月は車が増えそう
真っ赤に色づくのだと思います

先ほどの交差点から約1.2kmくらい進んだところの左側に「矢持郵便局」があります。この郵便局が目印です。

ブロック塀の奥が郵便局
郵便局の看板があるので間違いない

郵便局前から右手に伸びている道へ入ってください。これが伊賀コリドールロードです。

看板くらい出してほしい

右折して進むと、上り坂が待っています。原付二種の方はアクセル開け気味で上りましょう。

広域農道らしい作りです

ここからは信号のない広域農道「伊賀コリドールロード」を爽快に走れます。

爽快な気分で走れます

奈良ニュルほどではありませんが、こちらの広域農道もアップダウンがありますので、原付二種は少しツライ区間もあります。

上り坂は原付二種にはツライ
下りは楽勝

こんな豪快に快走できる区間もあります。

大型バイクはビュンビュン行きたくなるはず

途中に、何度か交差点が出てきます。信号の無い交差点なので、必ず対向や左右を確認して走りましょう。お互いに速度が出ていると大きな事故になります。

こういうところは注意!

基本的に展望は良くないのですが、ところどころ(主に橋を渡る瞬間ですが)展望が開けます。

遠くの街並みも見えます

山を降りてくると前方の視界が広がりました。すると目の前を「鳶」が旋回しています。今回は良く遭遇する。

赤丸部分に注目
旋回して獲物を探しているようです
日の丸構図で撮影できました

ノーファインダーですが、結構うまく収まりました。で、伊賀コリドールロードはというと、まだまだ直進します。

どこまでもまっすぐ
どこまでも信号なし

さて、ここからまたアップダウンのある区間に戻ります。

走りやすいけれどアクセルを開け続けるので右手が痛い

道沿いに放置されているように見えるコンテナがありました。不思議なイラストが描かれています。メッセージの意味は全くわからないので考えるのをやめました。

陰気な男性とネコっぽいUMA

国道163号線に近づくと、舗装状態がとても整った長い直線に出てきます。工業道路も兼ねているんでしょう。

物流の大型トラックもゴキゲンに走れそう

この区間ですが原付二種は要注意です。というのも、後方から4輪や大型二輪がガンガン抜いていきます。できるだけ左寄りに走っておくほうが無難です。

この日も軽自動車が反対車線を100km以上で追い越し駆け抜けていきました

国道163号線の交差点「平田」に向けて進みます。もう少し走ると交差点に到着します。

住宅が見えてくると国道163号線が近い印です
標識が出てきました。やっと信号がある。

「服部川」を渡ります。すぐそこが交差点です。

服部川
服部川の東側

交差点「平田」に到着です。

信号のある交差点。久しぶりです!

交差点の信号が赤だったので、伊賀コリドールロードに入ってから初めて停車することができました。Googleマップの[E]からここまで、信号なし区間ということです。

交差点の信号が青になったので左折し、国道163号線を大阪方面(西)へ進みます。

西へ向かって
電柱に貼られた道路標識

少し進むと右手に「ミニストップ伊賀畑村店」がありました。

コンビニが新鮮に見える!

さすがに「道の駅御杖」からここまで、ほぼ走り続けていましたので休憩。

Z125PROとモンキー125

Googleマップの[F]に、やっと到着です!右手首が痛い。

国道163号線で伊賀市を抜け王道ルートで帰宅

※Googleマップの[F]~[G]を紹介

ミニストップから国道163号線に復帰して大阪方面へ進みます。

信号と車が一気に増えた

163号線に入ると、信号が増えてきました。ここまで信号がほぼ無かったのでギャップが大きいです。

Z125PROも若干お疲れ気味

淡々と163号線を進み、伊賀市街に入ります。ここまで来ると交通量が増えてきます。

モンキー125もお疲れ気味

伊賀市街から直進して進みます。ここからは普段から走りなれているコースです。

市街地は飛び出し注意

信号待ちで暇だったので、ショップのガラスに映ったバイクを撮影してみました。

空き店舗のようです

まだまだ直進していきます。う~ん、車が多い。

ちょっと進んで止まっての繰り返し

暑さもあって、少しヘタリ気味になっています。

ダラダラしてます

伊賀市街から旧大和街道を進み、木津川を渡って西へ。

木津川

旧大和街道を使って国道163号線との合流へ向かいます。旧大和街道は狭いので、対向車があるときは譲り合って進みましょう。

二輪車は余裕で走れます

国道163号線との合流はこんな感じ。「止まれ」の標識があります。そして横に横断歩道があります。

一旦停止→左右確認→特に左の巻き込み注意

合流を左折して進みます。ここからは163号線を走ります。

このあたりは流れます
朝夕以外は比較的流れる区間
伊賀方面から大阪への王道ルート

道の駅「南山城村」を通過して笠置方面へ。

道の駅は賑わっておりました

関西本線と並行して走っていきます。時刻が合えば真横に電車が走ります。

踏切への進入禁止

関西本線から外れると、今度は木津川と並行して走れます。日の光で川面がキラキラしてます。

川面が美しい

笠置から加茂の区間、夕方が近づくと若干車が増えてきます。

ここは渋滞する区間

まっすぐ進むと、もっと渋滞してそうだったので左折し、JR加茂駅方面から帰宅することに。

JR加茂駅方面へ入る交差点で信号待ち

裏道的な県道を使って進むことで、行きに曲がった「浄瑠璃寺口」へ戻ってきました。

行きに曲がった「浄瑠璃寺口」の交差点
標識を拡大

そこから少し走って、無事に怪我なく事故なく違反なく帰宅。全行程194.1kmのツーリングが完了!

194.1km

さいごに

走った距離の割には時間はかかっていませんでした。それもこれも広域農道をメインに使ったコースなので、ほぼ信号が無いのが理由だと思います。

今回走った「奈良ニュル」「やまびこロード」「伊賀コリドールロード」は、走りごたえのあるコースです。しかし困るのは休憩ポイントがあまりないこと。

コンビニもありませんし、道の駅も頻繁には出てきません。125ccの場合は、アクセル開けっ放しという状態も続きます。

適度な休憩ポイントを見つけて休みながら走ってください。その方がお尻も痛くなりにくいですし、余裕をもって景色を楽しむことができます。

後はスピード違反に注意しましょう。