バイクツーリング雑誌やバイク雑誌に「関西の険道」とか「三重の険道」と紹介されることの多い「滋賀三重県道138号線(信楽上野線)」。

だいたい紹介されている険道部分は「御斎峠(おとぎとうげ)」です。でも、本当に険しいのは御斎峠ではありません。

今回は、ツーリングマップルや雑誌に載っている地図通りに県道138号線を走ってみて「これぞ本当に険道だ!」と感じた内容をお届けします。

滋賀三重県道138号線「険道」コース by GoogleMap

今回のブログは、2021年11月17日(土)に走った記録です。

最初にお伝えします。今回紹介するルート上にある[D]~[E]の区間には、大型バイクは入らない方がいいです。また、原付二種(小型)や中型でも初心者の方は入らない方がいいです。途中で何かあっても、当然ですが私は一切の責任を取れません。もし転倒したところが運の悪い場所だとバイクを起こせないかもしれません。

某バイク雑誌は県道138号線を本当に走っているのか?

バイク雑誌やツーリング雑誌が息を吹き返しています。それ自体は大変うれしいことです。

しかし、最近発売された某バイク雑誌のツーリングレポートを見ると「険道」として「県道138号線」が紹介されていながら、一部紹介しているルートどおりに走らず「このルートは険道でした」という記事が載っているではありませんか!それも「険道」として紹介しているのは「御斎峠」の部分。他の雑誌と同じ内容。何かおかしい・・・。

そこで私は「この某バイク雑誌は県道138号線を本当に走っているのか?」という疑惑を持ちまして、最近は走っていなかったので、モンキー125とZ125PROの原付二種2台で実際に走ってみようということで今回はスタートしたわけです。

それでは、地図に載っている「県道138号線」について紹介していきたいと思います(地図は上のGoogleマップをご覧ください)。

自宅から国道163号線で伊賀市方面へ向かいます

※Googleマップの[A]へ

私は京都府南部の山城地域にある木津川市在住です。そのため、まずは国道163号線を使って三重県伊賀市方面へ向かって走る必要があります。

国道163号線を東へ向かって走行

木津川の流れを遡るように走っていきます。2年前くらいから利用者が激増している「笠置キャンプ場」を通過し、笠置トンネルを越えていくと右手に「沈下橋」が出てきます。

前方に沈下橋が見えてきました
赤丸部分が沈下橋です

こんな感じで、木津川を渡るための橋があります。普段は郵便屋さんや宅急便の方、地元の方が利用している橋なのですが、この日は天気も良かったため、橋の上にマスツーリングの団体さんが停車して撮影中でした。

木津川を渡る沈下橋
沈下橋の上で停車中のマスツーリング
赤丸部分ですが、、、見えますかね?
赤丸部分を拡大すると7台チームのようです

沈下橋を眺めつつ国道163号線を進みますと、「道の駅みなみやましろ」が登場します。今回は用事がないので通過。島ヶ原を越えていくと伊賀市へ入ります。

伊賀市へ入りました

伊賀コリドールロード~国道422号線で信楽へ

※Googleマップの[A]~[B]へ

伊賀市へ入り進んで行きますと、右手にミニストップが出てきます。ここがGoogleマップの[A]の部分です。

ミニストップ前の交差点は「長田」となっています。

長田の交差点

この交差点を左折し、一旦は伊賀市の広域農道である「伊賀コリドールロード」を走ります。

ここを左折

伊賀コリドールロードは交通量がほとんどありません。しかし進んで行くと、いつも人が集まっている場所があります。それがココ「天吹山の霊泉」。

左手に車発見!
天吹山の霊泉
みなさんの水汲み場「天吹山の霊泉」

無料で水が汲める名所になっています。日中は一年中誰かいます。真夏でも真冬でも誰かが水をペットボトルへ大量に汲んでいます。水を汲むのに「1リットル100円」とかにしても人がやってくるんだろうか。そんな疑問を持ちつつ通過していきます。

上りの伊賀コリドールロードを走行中

この付近は上り坂なので、原付二種はちょっと苦しい。モンキー125は特に苦しい。Z125PROはスムーズに駆け上がっていきます。パワーが違いますし車重も違いますから。

しばらく走っていると右手に「デイリー信楽」という看板が出てきます。ここが今回最後に「御斎峠」を越えて出てくる場所です。ルートとしては、一旦は御斎峠に入らず通過し、信楽方面からグルッと回って出てきます。

デイリー信楽の看板が目印
ここに出てくる予定

パッと見た感じ、舗装はされていますがガードレールの寂れ方から進入するのを躊躇する人もいると思います。ただ、入っても全く問題ありません。普通の県道が待っているだけです。御斎峠だけ走りたい人は、ここを左折して入って行きましょう。

伊賀コリドールロードを進んできまして、途中で国道422号線へ合流します。合流してからは快走路です。中型バイク以上はスピードの出し過ぎにご注意ください。たまにネズミ捕りやってます。

国道422号線を信楽方面へ進んで行きますと、国道307号線との合流が近づいてきます。

国道422号線沿いのラーメン屋さん

すると少し変則的な標識が出てきます。

ちょっと変則的

ここが「江田」という交差点です。

江田の交差点

信楽方面へ向かうなら右折ですが、私たちは「多羅尾」方面へ行きますので左折します。ただし、右折する場所の対面に左折路があるわけではなく、右折する場所から少し直進したところを左折してください。県道138号線のこの交差点は変則です。

ここを左折

左折方向はこんな風景になっています。飛び出し君とラーメン屋さんの看板、タラオカントリークラブの看板が目印です。

左折方向の景色

ここがGoogleマップの[B]です。

滋賀三重県道138号線で甲賀多羅尾へ

※Googleマップの[B]~[D]へ

交差点を左折すると県道138号線の標識が出てきます。

県道138号線

この地区周辺は民家もありますので、いたって平凡な県道という感じが続きます。

平坦な県道です
どこまでもまっすぐ

「異常気象時通行規制区間」の看板が出てきました。この先4km区間への警告のようです。まさにこれから進む「多羅尾」地区へ向かう道路への警告です。

警告の看板
険しい道を想像させる看板です

警告の看板が出ているので、どんな県道になるんだろうと思われるかもしれませんが、まだまだこの辺りは普通です。安心して進んでください。

荒れ気味の路面ですが大丈夫
快走するモンキー125

デイリー信楽カントリー倶楽部が先にあるので、道路整備の状況は他の県道よりも良いです。大型バイク初心者の方も安心して走れます。

険道の雰囲気ゼロ
Z125PROも快走中

何度か、これくらいのゆるいカーブを抜けて行きます。バイクは楽しい区間ですね。程よいカーブと道幅。

左→右へのゆるい切り替えし

すると前方に集落が出てきます。同時に県道138号線と県道334号線の標識も出てきます。一部、重複区間になっているようです。

ごちゃっとした交差点

この交差点ですが、いろいろ設置されています。まずは「火の用心」の旗。バス停。信楽温泉とタラオCCの看板。京滋バイパスと新名神への案内。人形2体。道標に消火用ホース。指定避難所の標識。なかなか盛沢山な情報です。一瞬で見極められる自信がありません。

情報量が多い交差点
気になった部分を拡大

手前で一旦停止して、ゆっくり見ていかないと自分の行きたい方向がわからないんじゃないかと感じる交差点でした。今は皆さんナビがあるから標識は必要ないのかもしれないですね。

ということで、ここがGoogleマップの[C]です。

いかがでしょう。県道138号線に入ってからここまでの区間、大変走りやすい道になっています。険道という雰囲気はゼロです。

では、交差点を左折していきます。

これぞ県道です

やっと県道らしい雰囲気になってきました。

石の擁壁が歴史を感じさせます

11月中旬なので私が住んでいるところでは、まだ紅葉してませんでしたが、ここでは既に紅葉してました。それだけ朝夕の寒暖差が激しいということです。

紅葉を眺めながら走行

紅葉に惹かれていると左手に「伊賀辻」のバス停です。ココ、今回大事なポイントです。危ないところでした。見過ごして通過するところだった。

信楽高原バス「伊賀辻」停留場
伊賀辻のバス停

Googleマップの[D]に到着です。バス停で一旦止まります。

信楽高原バスです・・・走ってるの見たことないけど

三重県多羅尾伊賀辻で地図どおりに県道138号線へ

※Googleマップの[D]~[E]へ

バス停で一旦停止し、前方を見ますとここまでと同じように二車線になっています。

バス停から撮影

でも、直進は県道138号線ではなく、県道334号線なのです。重複区間だったことを覚えておられるでしょうか。

直進は県道334号線

では、県道138号線はどこにあるのかというと、バス停で一旦停止して右後方を振り向いたところに存在しています。

右を振り向いたら見えます

「通り抜け不能」の看板が出ているところが県道138号線なのです。

ここが地図上の県道138号線

どうなっているのかというと、下のような状態です。

県道138号線は、左側に流れる「滝川」と、右側に流れる「大戸川」の間を(甲賀と伊賀を)最短距離で進める小さな峠を越える抜け道の一つ。距離にして800mほど。いっぽう直進の県道334号線を使って回ると約1.3km。138号線の方が500mほど短い。

ここで今回のルートを走る理由になったことを思い出してください。某雑誌に紹介されている「県道138号線を使った」ツーリングレポでは、800mの道を選ぶのではなく、直進して県道334号線を走って反対側(大戸川側)へ進んでいるのです。でも、雑誌に記載されているルートを示す地図は800mの方になっています。

そんなことで、地図に載っている県道138号線を進んでみることにしました。

入口部分ですが、いきなり悪路でした。そのためブレています。両サイドにはスタンディングすると頭がぶつかりそうな低い軒の家が建っています。左の住宅には、後ろ向きになっていますが、比較的大きなサイズの「狸の焼き物」が居ます。さすが信楽が近いだけのことはある。

左に狸の笠が見えている

悪路に負けず入って行きます。すると、いきなり荒れ放題の道が出てきました。「最近は誰も通ってないよ!」って雰囲気です。廃道の雰囲気もしてきます。

荒れ放題

さすがにちょっと引き返そうかと考えましたが、ここは進むべきだろう思い直して直進。

網のフェンスは溜池の可能性あり

すると、道がわからん・・・。

どこまで道なのかわからない

道の端を示す縁石がどこにあるのかわかりません。右手は雑草で状態が全くわかりません。転倒しても起こせるようなしっかりとした地面なのか、ゆるゆるの地盤なのか、池みたいになっているのかさっぱりです。フェンスで囲ってあるので、おそらくあの部分は「溜池」ではないかと。田舎育ちの勘です。
寄りすぎて弱い地盤にタイヤを取られるとシャレにならないので、とにかく安全第一で中央部分を選んで進みました。

穴が無ければ安全地帯のはず

すると少し道が見えてきました。なんとなくアスファルトかコンクリートで固められている部分がわかります。ただ、両サイドに寄るのは危険。側溝があるのかどうかわかりません。もし落ちたら、125ccは軽いと言えどもつらい。ロープも持ってないし。

徒歩以外は使ってない?

路面はですね、こんな感じで荒れ放題。雨の後だったら滑りまくります。晴れだったので助かった。

落ち葉がいっぱい

落ち葉で埋まった道らしき部分を進むと、少しだけ上りになります。峠の頂上付近で一旦停止して撮影しました。前方の坂を見下ろしています。

峠の頂上から

坂を下ったところから振り向いて、今来た頂上付近を見ると、落ち葉で道がわからない。廃道だよ、これは。

廃道の雰囲気

落ち葉で滑って転倒しないように注意しながら出口までゆっくりと下っていきます。かなり湿気の多い場所なので、晴れの日でもアクセルを開けるとスリップしそうな状態。無事に800mの小さな峠の抜け道を通過完了!

出口から見たところ

上の写真は出口から振り向いて、出てきたところを撮影しています。

矢印のように出てきました

この道、ぜんぜん整備する気はないようです。自転車も通行しないんじゃないかと。というか、ここを見つけても通れるとは普通思いませんよね。

たった800mですが、冒険気分を味わえる区間でした。そして、バイクの下回りがかなり汚れました。スポーツタイプやアメリカンタイプは通らない方がいいです。あと、メッキの多いバイクも。洗車するの大変。

疲れているZ125PRO

こんな感じの道が地図に載っている県道138号線。普通にツーリングする人は、県道334号線から回ってくるのが正解。某雑誌のツーリングレポのとおりに進みましょう。ただ、ツーリングで一区間くらいは冒険気分を味わいたいという方は、敢えて選んでみても面白いと思います。

この区間を今回通過したときに感じたのですが、近い将来「通行不能」から「通行不可」か「通行止」になる気がします。廃道というのもあり得ます。

でも、かの徳川家康が堺から伊勢へ逃げ延びたときに使った「峠」として、地元には伝わっているということなので、何とか雰囲気を残して持ちこたえてもらいたいと思います。

ということで、Googleマップの[E]に到着しました。

御斎峠の入口へ

※Googleマップの[E]~[F]へ

たった800mの区間でしたが緊張感のある道でした。ここからは普通の県道へ復帰していきたいと思います。前方を左右に走っているのが県道138号線です。ここへ出て右折します。

直進して右折します

右折しますと、1.5車線くらいの県道です。特になにもありません。見えるのは「タラオカントリークラブ」の看板くらいです。

田舎道ですね

Googleマップの[F]までは全編こんな感じ。景色も開けませんし、なにかがあるわけでもありません。淡々と対向車や野生動物の飛び出しに注意して走ります。

すると「御斎峠」の展望台前に到着します。

広い駐車スペースがあります
多羅尾御斎の社

この周辺だけ道幅に余裕がありますので停車して休憩できます。時間のある人は展望台の方へバイクを停めて、徒歩で登っていくと伊賀盆地を一望できます。

展望台への入り口
伊賀盆地絶景展望台

ここがGoogleマップの[F]です。そして、険道として有名な「御斎峠」への入り口になります。

雑誌に出ている「ゆる険道」御斎峠

※Googleマップの[F]~[G]へ

小高くなっている展望台を眺めて出発します。

奈良に多い古墳ではありません

少し進むと左に「徳川家康伊賀越えの道」という道標が出てきます。そして、道標を左に入ると「仕置場跡」へ。今回は気温が下がってきたので通過して進みました。

道標から100mほど進んで行きますと「伊賀温泉」の看板が出てきます。このあたりの観光名所です。

伊賀温泉は行ったことがないので行きたい

タラオカントリークラブの入り口にもなっています。

入口の雰囲気はゴルフ場

ゴルフ場がありますので、道路は整備されています。たまにすれ違う車も、みなさんお高いお車です。

道は整備されていますので走りやすい

こんな調子の道が続きます。たまに木々の間から展望が開けます。標高は高いです。

木々の間から展望が開けます
展望を拡大~伊賀方面が見えています

険道と呼ばれる区間よりも西側を走っています。まだまだおとなしい県道です。

全然険しくありません
山肌の雰囲気が険道っぽいくらい

道幅もありますので、展望を楽しみながら快走できます。まだまだ全然ゆるい県道です。

コーナーで展望が開けます
前に見えるのは笠取山でしょうか?

やっと少しだけ険道らしさを感じるコーナーがやってきました。

回り込んだコーナー出現

ここからは道幅が狭くなります。そしてコーナーが連続してきます。雑誌で紹介される険道区間「御斎峠」です。

御斎峠
いい感じ~

御斎峠については「伊賀上野観光協会」のサイトに掲載されていますので、ご興味あればご覧ください。

この雰囲気がいいですね~

1.5車線はあるのでスイスイと走れますが、注意しておきたのは対向と後方からの乗用車です。

連続したコーナーあり

ブラインド部分でもお構いなくインベタで対向からやってくる高級車が居ますのでご注意ください。

対向車に注意
中央部分を走ってこられると避けきれない

また原付二種ですと見た目に小さいので、後方からやってきてコーナーの外側から抜いていこうとする車もいます。

端によると落ち葉で滑るので注意
無理して事故するのは勝手ですが巻き込まれたくない

峠の道としては楽しい区間ですが、マナーが気になる部分です。土日祝ではなく平日に走るのがおすすめかと思います。

右へ回ったコーナー

今回は、対向と後方からの追い越しで二度ほど怖い思いをしましたが、無事に峠を下ってこられました。自分は二輪も四輪も30年以上乗っていますが、二輪車と四輪車はお互いに気持ちを理解できない乗り物なのだと感じます。

下りの回り込んだコーナー

というよりも、両方乗っている人の方が少ないから、お互いの気持ちが分かり合えないのでしょう。自分で気を付けるしかありません。

路面はかなり荒れてます。ドリフト跡か?

峠を越えて、伊賀コリドールロードへ出てきました。

左右に走っているのが伊賀コリドールロード

左折すると国道422号線。右折すると国道163号線です。

年季を感じる標識

そしてこのポイントが、行きに撮影した写真のところです。奥から出てきたことになります。

左の森から出てきています

Googleマップの[G]に到着です。

西山の棚田から島ヶ原温泉「やぶっちゃの湯」

※Googleマップの[G]~[H]へ

Googleマップの[G]を右折して伊賀コリドールロードを下り、途中から「やぶっちゃ」方面へ入って行きます。

伊賀コリドールロードを下り中

やぶっちゃへ向かう途中には「西山の棚田」を見渡せる展望公園があります。なかなか渋いスポットですので、お時間あれば立ち寄ってみてください。

「西山の棚田」については、下のブログで紹介しています。

棚田の前を進むと、「やぶっちゃ」が近づいてきます。この辺は高い位置にあるので、正面に展望が開けます。

展望を楽しみながら走るモンキー125
伊賀市街が見えます
下山してくると晴れ間が増えた

やぶっちゃの前を通過して橋を渡ります。下に流れているのが木津川です。

大きな石の多いポイント

Googleマップの[H]に到着しました。

左折で伊賀市街方面へ、右折で南山城村方面へ

ここまで無事に県道138号線を完走できました。

さいごに

Googleマップの[G]を右折して、国道163号線で帰りのルートに入りました。

右折します

笠置キャンプ場の前を通過するのですが、場内を見ると、、、埋まってます。利用者多いです。しかし、町おこしの起爆剤になっていないのがちょっと残念。

テントとタープでいっぱい

最後はいつものカフェへ立ち寄って休憩。ヘルメットを脱いでいると、目のあたりがムズムズするのでおかしいなと思って眼鏡を外すと、フレームに尺取虫が歩いてました。

フレームを歩く尺取虫
赤丸部分で尺を取って歩いてます

どこから着いてきたんでしょう。あの800m区間かな?そんなことを考えながら隣の草むらへ放して帰宅しました。

110.3km

全行程110.3km。日帰りには丁度いい距離でした。

冒険気分を味わいたい方は、今回のルートを試してみてください。ただし800m区間は通行できるかどうかわかりません。行ってみてのお楽しみということで、お願いします。