自宅からバイクで走って30分のところにある笠置町の宿へ泊りツーリングへ行きました。エンジンを掛けて走り出したらすぐに宿。そんな体験をまとめました。
笠置町「泊まれる小料理屋 与一」へのルート
京都府南部にお住いの方なら、どれくらい近いのかがわかると思います。
「泊まれる小料理屋 与一」情報
オフィシャルサイトはこちらから
連絡や問い合わせは電話かホームページの「予約フォーム」からが連絡付きやすい印象でした。
宿泊に関してですが、
- アメニティ
- ゆかた
- ドライヤー
をご用意頂いていました。「ほぼ」手ぶらでもOKです。
お風呂は一階奥にあります。大人二人だと余裕をもってゆったりと入れます。お風呂の時間帯ですが、17時からです。
前もって到着時間がわかっている方は、予約時にお風呂の時間も伝えておくとスムーズです。
また、客室以外にフリールームっぽい部屋がありますので、そちらで寛ぎながらテレビや配信コンテンツを視聴することができます。
冷蔵庫も完備されているので、近くのコンビニ(と言っても、ドライブイン大扇横の「ローソン」か「道の駅南山城」になります)で買い出ししたものを保存することが可能です。
注意しておきたいことは
- トイレは一階のみ
- 洗面も一階のみ
ということなので、飲食店としてもオープンされている営業時間内はお客さんの後ろを通ってトイレや洗面へ行く必要があります。ちょっと不思議な雰囲気です。
20年~30年くらい昔はあちこちにあった「定食屋さんの二階が民宿」というところに泊っている感じです。
宿泊はこんなところ
お部屋はかなり広いです。大人8名までは泊まれるようになっています。二人だとかなり広々です。
二階の部屋から外を見ると、国道163号線と笠置キャンプ場が見えます。
日によって違いはあるようですが、表が国道163号線なので夜も昼も関係なく物流のトラックが走ります。
二重サッシになっているので音の対策はされていますが、続けて大型トラックが3台くらい走ると音が入ってきます。
お食事
完全予約メニューがあります。こちらは素材の準備があるため、前もって伝えておく必要があります。
「予約制メニュー」はこちらから
完全予約メニュー以外は、材料があれば到着してから頼んでも大丈夫。
「一部のメニュー」はこちらから
基本的にジビエがウリです。笠置産鹿肉は食べていただきたいです。
朝食も付いてました。今回は「バタートースト」と「卵かけご飯」を選べました。洋食と和食を選べるのは大変うれしい。
お食事に関しての注意事項ですが、かなりボリュームがあります。普段から沢山食べる方は問題ないと思いますが、どちらかというと小食な人には「かなり多い!」です。
そのため、おなかの調子を考えながら一品料理を順番に頼んでいくのが適量を美味しくいただけると思います。
駐車スペース
お店の前に車4台まで停められます。バイクも余裕です。
お店の真ん前なので安心です。
カゲロウ(蜉蝣)もやってきます
都会では見かけることが減った「カゲロウ(蜉蝣)」もやってきます。
地域によっては大量発生して困っておられるところもありますが、笠置は安心して楽しめる状態です。
また、カゲロウ(蜉蝣)が居るということは、キャンプ場周辺の木津川の砂地には「蟻地獄」が居るということです。
超近距離一泊旅のメリット
メリット1:泊りツーリングを体験したことがない人の練習
近くても遠くても、家からたった10kmのところでも、300kmのところでも装備は「ほぼ同じ」。宿で泊まるので慣れない場所にバイクを置くのも同じ。当然、防犯対策も同じ。明日の天気がわからない場合なら、雨の装備も同じだけ必要。
ロングツーリングに初めて出かける前に体験されると心に余裕を持てるようになります。どんなことでも同じですが「知っている」よりも「やっている」ことが大切ですし現場対応能力が変わります。
メリット2:気分転換
近くても普段とは違ったところで過ごすのは気分転換にもってこいです。
メリット3:地元の見え方が変わる
知っているようで知らない地元のこと。宿泊することで見えなかったことがわかってきます。自治体主導の地元観光紹介に頼るより何倍も良い部分や興味深い部分がわかります。
さいごに
笠置と言えばキャンプ場なのですが、「キャンプ場で宿泊するのはちょっと」という方もいらっしゃると思います。特に虫が苦手な方にとって夜にテントで寝るというのは恐怖だと思います。
そこで、お昼間(午後4時くらいまで)は笠置キャンプ場で楽しみ、その後はキャンプ道具を片付けて与一さんで宿泊。これがベストではないかと思うんです。
ゆっくりとお風呂も入れますし、寛いで食事もできます。またキャンプ場を見ながらの宿泊なので「グランピング」の雰囲気も楽しめます。