Z125PROを2020年10月に購入して、奥さんが最初に悩んだのが「ちょっとした荷物が運べない」ということでした。そこで家にあるバイク用バッグなども試した結果、今回紹介するシートバッグに行きつきました。
Z125PROのシートバッグ選びのポイント
Z125PROのシートバック選びでポイントとなるのが、次の2つです。
- リアキャリアがあるかどうか
- シートバッグを使う用途
すでにリアキャリアを装着されている方なら、シートバッグよりもパニアケースの方が便利です。雨にも風にも負けませんし、丈夫なので万が一転倒しても少しは中身を守ってくれます。
次にシートバッグの用途ですが、宿泊するときや、日帰りでも雨具を持って長距離を走るときなら、Z125PROの場合はシートバッグよりもサイドバッグがおすすめです(こんな風に↓↓↓)。
ということなので、今回お話しするシートバッグは、
- Z125PROにリアキャリアを装着されていない方
- 日帰りで雨具を持って走らない方
この2つの条件を満たした場合「おすすめのシートバッグ」ということになります。
一概にシートバッグと言っても、装着できる状態や用途が違うと、便利になることもあれば不便を感じることもあります。
日帰りツーリングならコレがおすすめ
奥さんのZ125PROにはリアキャリアが装着されていません。そしてシートバッグを使うのは、雨具を持たないで日帰りで走る場合のみ。
この2点を前提にシートバッグを選びました。家にはシートバッグが3個(RSタイチ、モトフィズ×2)ありましたので、それぞれZ125PROに装着をしてみましたが、どれもしっくりきませんでした。
そこでインターネットでシートバッグを探していて見つけたのがコレです。
デイトナのオリジナルブランド「HenlyBegins」のシートバッグです。
HenlyBeginsシートバッグ 【DH-708】|デイトナ公式ページ
デザインも大きさもZ125PROのリアシートにぴったり。カーボン調の柄がカッコイイ。
他の角度からも取り付けてみたところをご覧ください。
2020年10月頃から日帰りコースで3000kmほど装着して走っていますが、ズレることも外れて落ちることもありません。しっかり安定して装着されています。
DH-708シートバッグの取り付け
このシートバッグですが、大変簡単に装着できます。
(1)まずはZ125PROのシートを外します。外し方はZ125PROのマニュアルを参照。
(2)シートバッグに付属のベルトを置きます。向きに注意しましょう。ロゴが上面です。真ん中のリングを、このくらいの位置に置きます。
(3)ベルトの上からシートをカチッと装着します。
これでベルトの装着は終わりです。後は四つのベルトの長さを調整し、シートバッグを装着。装着してから、もう一度ベルトをキュキュッと引っ張ります。
最後にベルトの先をクルクルと巻いて、マジックテープ部分で留めます。これでベルトの余りが走っていてもバタつきません。
これはうれしい対策です。デイトナさん、すばらしい心遣い!
DH-708シートバッグに入るモノ
DH-708ですが、スポーディーなデザインなので入れ物として見ると「いびつ」な形状です。
四角ではなく台形です。
そのため、どうしても隅の方のスペースが無駄になります。また開口部がパカッと全開しませんので、荷物の入れ方と出し方は丁寧にする必要があります。
でも、次にお見せするくらいの荷物は入りますので、日帰りなら問題ありません。
550mlのペットボトル×2本
余裕で入ります。
CD×7枚
これも余裕です。
ツーリングマップル×1冊
十分入ります。
ツーリングマップルR(大判)×1冊
これは入りません。残念。
こんな感じなので、日帰りで持っていきたい定番モノ
- 免許証
- 保険証
- クレジットカード
- 携帯電話
- お金
- 家のカギ
こういうのは余裕で入ります。
女性の方なら
- お化粧直しのコスメ
- 日焼け止め
こういうのも入りますので、持って走ることができます。
DH-708シートバッグの注意点
注意点は2つあります。
1つ目は、体格の大きい方がリアシートへ装着するとき、少し「後ろ寄り」にシートバッグを取り付けるとお尻に当たりにくくなるので窮屈さが減少します。
2つ目は、シートバッグの開口部についている持ち手(ハンドル)ですが、リアシートの前方ぴったりにシートバッグを取り付けると、乗車したときにハンドル部分がお尻に少し当たります。小柄な方の場合は特に気にならないと思いますが(奥さんは気になっていません)、お尻に何か触れるのが気になる方は、ハンドルをシートバッグの下にクルッと押し込んでおきましょう。
さいごに
Z125PROのシートバッグなら、HenlyBeginsシートバッグ 【DH-708】はデザイン的にも大きさ的にもピッタリです。晴れの日帰りに必要なモノなら、ほとんど入りますのでリュックを背負う必要もありません。Z125PROのシートバッグで迷っておられるのなら、選んで損はないと思います。