「鸕宮神社」と書いて「うのみやじんじゃ」と読みます。「う」が難しいです。たぶん、自筆では書けません。書けたとしても、他の文字よりも大きく拡大された状態になると思います。

約1ヶ月ぶりに走る

2023年になり、1月4日に初走りをした後、なぜか走ろうとすると雨だったり、雪だったり、家のwifiルーターが壊れて交換を待っていたり、NTTドコモショップへ行かないといけなかったり、、、いろいろとあって2月5日(土)、久しぶりに走りました。

南山城村から滋賀方面を望む

2023年2月5日は、なんと、3月初旬並みの暖かさ。気温11℃。結構寒い国道163号線の「北大河原」付近も10℃と、走っているとき背中に太陽の日差しが当たると暖かくなる、絶好のバイク日和でした。

鸕宮神社の場所

三重県伊賀市島ヶ原にある村社「鸕宮神社」は、正月堂、やぶっちゃの湯、OKオートキャンプ場から近い場所に鎮座しています。

県道305号線沿いにありますが、パッと見てもわかりづらいので通り過ごしてしまう人も多いかと。目印としては「島ヶ原保育所」が比較的わかりやすいです。

鸕宮神社へ参拝

神社へ到着。まずは正面からの雰囲気をご覧ください。

山の中にある神社です

向かって右手に大きな石碑があります。

この神社は「村社」のようです

そして、この神社のウリでもあるのが、「日本で一番遅い秋祭り」です。

積極的なアピール

確かに12月20日なので「遅い秋祭り」ではありますが、どうしてこうなったのかはわかりません。「日本で一番早い春祭り」と言い換えることもできそうに感じます。

続きまして神社の由緒です。

石に刻まれた由緒記

由緒のポイントとしては、奈良の「二月堂」「お水取り」、近くの「正月堂」が深く関係しているようです。また、由緒の最後に出てくる「巨大な石灯籠」は、本当に巨大です。灯籠の上部に苔が茂っているので、キノコのように見えます。

ドドーンと巨大なロックバランシング
苔がフカフカしてます

灯籠の左側には、今の世の中に必要なことが刻まれています。

こういうのが薄れつつある日本

この石灯籠、島ヶ原の文化財指定です。

石灯籠の重量は約58トン

で、このようなありがたい石灯籠の脇に駐車スペースを発見したので、ここにバイクを停車しました。一番邪魔になりにくそうな場所でした。

自分達以外、誰もいません

神社で「悲しいお知らせ」を発見

本殿へ参拝しようと鳥居をくぐります。

一の鳥居
新調された雰囲気あり

右手には、御利益がありそうなノボリが。

ウイルスには勝てないので退散してくれるのがベスト

左手には、書道教室と思わしき、古き良き「寺子屋」の佇まいを残した建物が。

書道教室らしい雰囲気
書初めでしょうか

ここまでは特に問題ありません。しかし、この寺子屋風の教室の窓に、次のようなお知らせが貼られていました。

時代が変わったのでしょうか・・・

ちょっと、、、これって、、、。売るつもりでしょうか?「おみくじ」は「くじ引き券」じゃないんだよ。たくさん持っていても意味ないよ。そもそも盗むなよ。「取れるようになっているからいいじゃん!」は通用しないよ。

  • 神様が見ているとか
  • お天道様が知っているとか
  • 月が知っているとか

こういう考え、薄れてしまっているんでしょうね。仮に「いつか盗んだ人にバチが当たるよね」なんてSNSで投稿すると、「弱いものイジメだ!」とか「悪気はないかもしれない!」という独特な解釈をする人から擁護が入って、バッシングに遭うのだろうと思いますので、今後もブログだけにしておきます。

しかし、、、神社から盗むとは。

気持ちを切り替えて参拝

大変悲しいお知らせを見た後、気持ちを切り替えて参拝へ向かいます。本殿へ向かう石段の横に石碑がありました。

皇紀二千六百年記念

石碑を横目に石段を眺めますと、結構長くて急な坂ではありませんか。

侮ってはいけない石段

普段、あまり歩かない人は辛いと思います。長めの石段を登りきると「二の鳥居」です。

二の鳥居

鳥居から振り向いて見ると、石段が急な角度になっているのがわかります。

急坂です

足が丈夫ではない方や、車いすを使っておられる方は、別のルートがあります。それがこれ。

別の入り口

一の鳥居の横になる巨大な石灯籠の左横に別の道があります。ここを上がっていくと、二の鳥居の横へ出てきます。

二の鳥居の横

石段よりも少し遠回りになりますが、こちらの利用をおすすめします。

本殿参拝

本殿を正面に見て左手に手水です。

比較的新しい

他のところではあまり見かけませんが、ここの手水には、悪い行いや考えを戒める言葉がありました。

『陽気ひめくり』から
「己の短所は無い」と思っている人、増えてる気が・・・

では、正面の本殿へ参拝します。

この奥が本殿

さすが、郊外の神社です。多くの神社からコロナで消えた鈴がありました。

やっぱり神社には鈴ですよ

お参りを済ませ、一歩離れたところから本殿周辺を撮影。

静かな空間
後ろが本殿

右手に御神木があります。

風雨に耐えて育っております

さらに、その横に由緒記が設置されています。下の参道脇にあったものと同じ内容です。

こっちの方が読みやすい

本殿を正面に見て左手に社務所があります。立派な建物です。

人の気配がしました

神社というとお決まりなのが狛犬様。暖かい陽射しの日だったので、うれしそうです。

あったかい~
陽射しがきもちいい~

正面から全体を見ると、こうなっています。

のぼりが賑やか

2月初旬にしては珍しく暖かな日だったので青空も入れて撮影。

快晴にそよぐ日の丸

さいごに

参拝を済ませた帰りは、いつものファミリーマートで休憩。

前回休憩したときは無かった新しい植物がイートインスペース奥に増えていました。

これはナニ?

こういうのが5つくらい増えてまして、その脇には小さな温室で育成中のものも。春に向けて大きく育ってほしいです。

そして、2022年の年末に購入した「レッドバロンの伝熱グローブ」も大活躍中。購入してから3回使いましたが、寒い中を走っていてもじんわりと手が暖かいので快適なようです。「強」にすると熱いのでご注意ください。「弱」「中」くらいでの利用が最適です。

伝熱グローブは快適