モンキー125が発売された当時から話題になるのが、純正リアサスの擦れ傷問題。私も2020年10月に購入した当初「自分のは出ないかも」と思っておりましたが、そんなことはありませんでした。
モンキー125のリアサスに擦れ傷を発見!
最初にリアサスの擦れ傷を発見したのは、慣らし運転中。距離にして800km走行したあたりです。
慣らし運転に最適な亀岡~瑞穂を回るコースを走って帰って来た時、ふとリアサスを見ると左側の黒い筒の部分に擦れた傷がついていました。
左右のどちらに擦れた傷が出るのかは、乗り手の癖や走り方によって変化すると思いますが、私の場合は左側だったようです。
発見してから200kmくらい走ってショップへ初回点検に行ったとき、リアサスの擦れ傷について話してみると「ある程度は擦れることを前提にリアサスが作られている」という話でした。スプリングとショックアブソーバーが直接擦れないために、黒い筒状のものを間に入れて直接干渉しないようにしているのでしょう。
このあたりの作りは、価格から考えると最初から武川やKITACO、デイトナのショックと同じような品質のものを使ってほしいなという気持ちはありますが・・・。
リアサスはメーカーに言えば無償交換してもらえるらしい。でも、対策用品に交換するのではないため、交換しても走っていると再度擦り傷は付くということ、性能には大きな問題はないということだったので、私はそのまま使うことにしました。
モンキー125で3000km走ったときのリアサスの擦れ傷
擦れ傷が付いたままのリアサスで、その後も元気に走っております。特にリアサスに問題があることもなく、モンキー125の純正リアサスらしい「柔らかい」ショックとして動作しております。そのため、リアサスの傷は全く忘れたまま最近まで走ってましたが、フッと思い出しまして見てみました。
これが3000km走行した後のリアサスの擦れ傷です。
もう少し、傷の部分だけを拡大してみました。
800kmのときと比較しても、大きなダメージになっていません。
気にしなくても良いんじゃないかと
特に被害が大きくなっていることもありません。動きも特に不便なし。そんなに擦れた傷が気になる性分でもないので、このまま使っていこうと思っています。元々、バイクは乗れば傷が付くと考えているから気にならないだけかもしれません。
バイクは「お宝」ではありますが、同時に一緒に走って「ナンボ」のもの。走れば走るだけ傷は付きます。これは仕方ありません。
ということで、結論から言いますと擦れた傷が気にならないのなら、このままでも良いんじゃないかと思っています。気になる方は、純正リアサスへの無償交換という方法もありますが、交換してもしばらく走ると傷は付くと思いますので、社外品の武川、KITACO、デイトナあたりの純正リアサスの形状に近いものに交換されることをおすすめします。
武川やKITACOのリアサスは価格も安いです。スプリングの色も選べます。おそらく社外品なのでサスペンションの動きも純正リアサスより向上しているでしょう(向上感が分かるかどうかは本人次第ですが)。
何度も言いますが、バイクは走れば走るほど汚れて傷ついていきます。だからこそ愛着も湧いてきます。細かいことは気にせず、モンキー125と一緒に小さな旅から大きな旅まで楽しんでいければいいかなと思います。