4回目のオイル交換へ行ったとき、お店の人から「Z125PROのリアタイヤがかなり減ってる」とアドバイスをいただきまして、確かに最近「リアタイヤがスライドする機会が増えたかな」という気もしていたので、その場でリアタイヤを注文いただき交換することにしました。

Z125PROのリアタイヤ交換時期

人によって乗り方が違いますので、一概に「○○キロで交換」とは言えないのですが、今回の交換は一年を通して休日にツーリングへ行くことがメインで「2年で10000km」のタイミング。

購入から2年で10000km

このタイミングでリアタイヤのスリップサインが出てきました。

溝がない・・・

峠を攻めるとかクローズドコースを走るとか、そういうということは今ではありませんので、どうしてもリアタイヤは中央部分がドンドンへ減っていきます。日本の道が整備され、直進するだけで走れる区間が増えている証拠だと勝手に思っています。

お弁当箱になっています

毎日通勤で使っている方ですと、一年くらいが限界だと思います。私たちのように晴れの日しか走らないのならまだマシですが、雨の日も走る通勤の方は、ホワイトラインや道路のつなぎ目の鉄板で滑ることもあるので早めに交換しておきましょう。

タイヤ交換はお店にお願い

12インチタイヤなので、リアスタンドと工具があればタイヤ交換は自宅でも可能です。

しかし・・・、交換作業をする場所が必要です。交換後の古タイヤの処分にも困ります。タイヤ交換をしたことのある人ならわかると思いますが、タイヤチェンジャーがないと正直面倒。旅先でパンクしてしまって仕方なくというのなら諦めもつきますが、日常生活の中でタイヤチェンジャーなしで、全部手作業でやるのは僕には無理です。やりたくない。

ということで、いつものお店へ午前中に自走で到着。タイヤは既に入荷しているので、交換作業に取り掛かっていただきました。

「○○ドリーム」とか「○○プラザ」のように、前もって作業予約を入れて(そもそも予約が取りづらいという話も聞きます)、その時間に合わせて到着して、ということがなく、昭和のバイク屋さんのままの対応なので大変うれしい。

待つこと30分くらいでリアタイヤ交換完了。チェーンも再度調整してもらって終わりました。さすがプロの仕事は早い!

リアだけ見ると新車のような雰囲気になりました。

新車のようなリア

IRC モビシティ(MOBICITY)SCT-001

交換してもらったタイヤは「IRC モビシティ(MOBICITY)SCT-001」です。

MOBICITY SCT-001

アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社 SCT-001

どうしてこのタイヤになったのかというと、特に指定があったわけではありません。納車時に履いているノーマルタイヤに近いのがいいという要望を元にバイク屋さんに調べてもらったら、「これがいいんじゃないか」というアドバイスを元にしています。

大排気量のバイクや、峠をメインに走るバイクですと、タイヤ選択にもこだわりたいところですが、原付二種でツーリングをメインに楽しむためのタイヤなので、安定して走りやすいタイヤがいいだろうと。

安定志向のパターン

新品タイヤなので100kmはタイヤの慣らし運転。その後、実際の乗り心地や走りやすさ、タイヤの耐久性を見ていきたいと思います。

ノーマルタイヤよりスポーティーな雰囲気

タイヤ交換したら気をつけて!

バイクに長く乗っている人にとっては「あるある」ですが、バイク屋さんでタイヤ交換をしてもらって帰るとき、特に「バイク屋さんを出る直前」は注意しましょう。新品タイヤは大変滑りやすくなっているので、油断して発進するとバイク屋さんの前で転びます。

「ありがとう!」→「ガシャーン」→「え~、どうしましょう?」

こういう流れになります。私も何度もバイク屋さんで、この「あるある」光景を見たことがあります。ライダーもバイク屋さんも、次にどう声をかけていいのか悩む瞬間です。

今回もバイク屋さんを出る時は、お互いに「滑るで~」と言い合って慎重に出てきました。

真ん中のラインがくっきり

新品タイヤでは「急発進」「急停車」は厳禁です。普段よりも慎重に、安全マージンを持って走りましょう。