今年は花粉の攻撃が3月中旬から始まり、4月はより激しくなり、近年にないくらい花粉症が重症。近くのドラッグストアから「アレグラFX」が売り切れるという事態に。

あまりにも花粉症が辛かったので、3月中旬から4月中旬まではバイクに乗ることができませんでした。そして、花粉が少し治まってきたなと思っていると今度は「黄砂襲来」。

今度は目が痛くなるは、喉は痛くなるはで結局4月もバイクに乗れず・・・。西山の棚田訪問もできませんでした。

そんな中、昨年の9月から縁あって西山の棚田米を西山地区の会長さんから購入させて頂いているのですが、お米が減ってきたのでメールで購入をお願いしました。お願いしてから数日で西山の棚田米が運送便で届きまして、箱を開けて見るとお米の他に「西山散策マップ」が同封されておりました。

西山の棚田散策マップ
西山の棚田散策マップ

※著作権の問題がありますので、表紙部分だけの写真です。

内容を見ると、西山地区へ足を運んでいる者としては、とても楽しい内容でした。「あの先は、ここにつながっているのか」とか「そんな石碑があるんだ」とか。

散策マップには三つの散策コースが設定されておりまして(お散歩コース、散策コース、健脚コース)、今年は西山の公園にバイクを停めて、歩きで散策しなければと感じました。一番長い「健脚コース」は設定2~3時間とありますが、たぶん実際に歩くと4時間はかかるんじゃないかと(水が必須です)。

ガイドマップのイラストがですね、細かなところまで描かれていながら、和めるちょっとしたネタや楽しさもあり、かなり秀逸です。見ているだけで楽しい。でも、やっぱり実際に歩いて見るのが一番楽しいはず。

VRやARやChatGPTや、デジタルテクノロジーは進歩していますが所詮は疑似体験です。実際の体験ではありませんので、意味のある出来事にはなりません。仮想空間がもてはやされる時代だからこそ、あえて流れとは逆に多くの人が面倒と感じてやらない「実体験」を大切にしたいところです。

読売新聞オンライン版でも「散策マップ」が取り上げられていました。

棚田マップ 住民団体など作成 伊賀・西山の見所紹介(読売新聞オンライン)

お米をお願いしている西山地区の会長さんからのメールでは、すでに田植えが始まっているとご連絡を頂きました。伊賀地方は山城地方よりも軽く1ヶ月は早いです。

田植えで景色が変化を始めているタイミングです。これから美しい棚田を楽しめる季節です。散策マップを片手にマナーを守って、日本の原風景を身近に楽しんでいただきたいと思います。